黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
着替え終わると王妃様が聖女の間にある中庭に案内してくれた。
神殿の応接室へ行く途中に見えたエーデル王国の美しい街並みを見下ろすことができた。
「ここからもよく見える!」
花や緑も多く自然が豊か。
広く青い空には鮮やかな色の鳥が飛び、遠くには青い海!
ふわりと爽やかな風が吹き、春のような気温がとても気持ちが良くて、時の流れさえも穏やかに感じるわ。
私はしばらく景色に見入ってしまった。
「エーデル王国は気に入っていただけましたか? ミオ様」
王妃様が微笑みながら私の隣に並んだ。
優しいウィル様と同じ青い瞳だけど、王妃様の瞳の方が濃い青色だわ。
まだ慣れていない気品溢れる王妃様とお話をするのは緊張する。
「は、はい。とても素敵な所ですね」
「ありがとうございます。このエーデル王国をもっと気に入っていただければと思います……」
少し表情が雲ってしまった王妃様。
どうしたのかしら。
「ミオ様!お母様!お茶にしましょう!」
ソフィー様に声を掛けられて振り向くと、深緑色の服装の女性が跪いていた。
「ミオ様にご紹介したい者がおります。こちらはウィリアムとソフィーの従姉妹でございます」
「護衛兼侍女としてこれからミオ様に誠心誠意お仕えさせていただきます。私のことはシエナとお呼びくださいませ」
銀色の長い髪を後ろでひとつに結び、金色の綺麗な瞳の美女!
そんな人が私の護衛兼侍女!?
よく見ると、ウィル様の護衛のリック様と同じ制服を着ているわ。
ということは、女性の騎士様?
シエナ様の家系は代々聖女様の護衛の仕事をしているそうで、男性であれば護衛、女性であれば侍女兼護衛として聖女様に仕える。
この聖女の間へは王族の人達しか入れないから、より近くで聖女様のお世話と護衛ができる者が必要だからということだ。
「ミオ・シミズです。これからよろしくお願いいたします」
護衛という仕事柄だからかキリッと凛々しく微笑むシエナ様。
格好いいー!
神殿の応接室へ行く途中に見えたエーデル王国の美しい街並みを見下ろすことができた。
「ここからもよく見える!」
花や緑も多く自然が豊か。
広く青い空には鮮やかな色の鳥が飛び、遠くには青い海!
ふわりと爽やかな風が吹き、春のような気温がとても気持ちが良くて、時の流れさえも穏やかに感じるわ。
私はしばらく景色に見入ってしまった。
「エーデル王国は気に入っていただけましたか? ミオ様」
王妃様が微笑みながら私の隣に並んだ。
優しいウィル様と同じ青い瞳だけど、王妃様の瞳の方が濃い青色だわ。
まだ慣れていない気品溢れる王妃様とお話をするのは緊張する。
「は、はい。とても素敵な所ですね」
「ありがとうございます。このエーデル王国をもっと気に入っていただければと思います……」
少し表情が雲ってしまった王妃様。
どうしたのかしら。
「ミオ様!お母様!お茶にしましょう!」
ソフィー様に声を掛けられて振り向くと、深緑色の服装の女性が跪いていた。
「ミオ様にご紹介したい者がおります。こちらはウィリアムとソフィーの従姉妹でございます」
「護衛兼侍女としてこれからミオ様に誠心誠意お仕えさせていただきます。私のことはシエナとお呼びくださいませ」
銀色の長い髪を後ろでひとつに結び、金色の綺麗な瞳の美女!
そんな人が私の護衛兼侍女!?
よく見ると、ウィル様の護衛のリック様と同じ制服を着ているわ。
ということは、女性の騎士様?
シエナ様の家系は代々聖女様の護衛の仕事をしているそうで、男性であれば護衛、女性であれば侍女兼護衛として聖女様に仕える。
この聖女の間へは王族の人達しか入れないから、より近くで聖女様のお世話と護衛ができる者が必要だからということだ。
「ミオ・シミズです。これからよろしくお願いいたします」
護衛という仕事柄だからかキリッと凛々しく微笑むシエナ様。
格好いいー!