黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
私達は人通りの少ない裏口の通路を歩いているようだ。
チラリと見えたエントランスには複数の人が行き交っている。
ここは政治の中心の場ってことだよね。
そのまま通路を進んでいると、窓から見えた広々とした庭園には様々なお花が咲いていた。
「素敵…」
「今度は王宮の庭園を一緒に歩いてみませんか?」
「え!? 私が入ってもいいのですか!」
「もちろんです。この王宮にしか咲いていない花もありますよ。ミオ様は花がお好きですね」
「ええ。以前はお花を扱うお仕事をしていました。なのでこの王国で今まで見たことがないお花を知ることができて楽しいです。でも、いつも私のリハビリの為のお散歩にも付き合ってくださっているのに申し訳ないです」
「ミオ様と一緒にいられて、とても楽しい時間が過ごせています。それにまだ心配ですから」
「あ!あの時はすみませんでした」
「……いえ」
リハビリの話をウィル様に伝えたら『ご一緒します』と付き合ってくれている。
体力をつけるための散歩なのに、その途中で目眩を起こして倒れてしまった時があり、ウィル様にまた助けてもらったことがあるのだ。
それに長椅子に座って休憩していたら、いつの間にかウィル様の肩に凭れて眠ってしまっていた時もあって驚いたこともある。
『すぐに起こしてください!』と慌てて謝ったら、『気にしないでください』といつものように微笑むだけのウィル様。
優しいウィル様は嫌そうな顔もしない。
いつも迷惑を掛けてしまって申し訳ないわ。
チラリと見えたエントランスには複数の人が行き交っている。
ここは政治の中心の場ってことだよね。
そのまま通路を進んでいると、窓から見えた広々とした庭園には様々なお花が咲いていた。
「素敵…」
「今度は王宮の庭園を一緒に歩いてみませんか?」
「え!? 私が入ってもいいのですか!」
「もちろんです。この王宮にしか咲いていない花もありますよ。ミオ様は花がお好きですね」
「ええ。以前はお花を扱うお仕事をしていました。なのでこの王国で今まで見たことがないお花を知ることができて楽しいです。でも、いつも私のリハビリの為のお散歩にも付き合ってくださっているのに申し訳ないです」
「ミオ様と一緒にいられて、とても楽しい時間が過ごせています。それにまだ心配ですから」
「あ!あの時はすみませんでした」
「……いえ」
リハビリの話をウィル様に伝えたら『ご一緒します』と付き合ってくれている。
体力をつけるための散歩なのに、その途中で目眩を起こして倒れてしまった時があり、ウィル様にまた助けてもらったことがあるのだ。
それに長椅子に座って休憩していたら、いつの間にかウィル様の肩に凭れて眠ってしまっていた時もあって驚いたこともある。
『すぐに起こしてください!』と慌てて謝ったら、『気にしないでください』といつものように微笑むだけのウィル様。
優しいウィル様は嫌そうな顔もしない。
いつも迷惑を掛けてしまって申し訳ないわ。