14年分の想いで、極上一途な御曹司は私を囲い愛でる
マンションの下へ行くと、前回と同じ場所に美しいフォルムの車が止まっており、大和さんは外に出ていた。
「おはよう」
「おはようございます」
彼の笑みにつられて口元を緩ませる。
大和さんも前回買ったベビーピンクのシャツを着ていて、同じことを考えていたのかと、心が浮き立つ。
黒縁眼鏡をかけていないことは何か言われるかと思ったが、大和さんは何も言わずに助手席のドアを開けた。
私が座ると助手席のドアが締められ、彼も車の前を回って運転席に着いた。
「荷物はうしろに置けばいいよ」
膝の上に置いた保冷バッグが邪魔だと思ったのだろう。
「あの、朝食はお済ですか? おにぎりを作ったんです」
「おにぎりを?」
意外そうな顔をされてしまい、困惑して慌てて口を開く。
「あ、無理に食べなくてもいいんです。先日、ご馳走になってしまったので、小腹が空いたときにどうかなと思って作っただけなので」
「パーキングで何か食べようかと思っていたんだ。気にしなくていいんだ。でも、まさか紬希がおにぎりを作ってくるとは思っていなかったからうれしいよ。それならお茶だな。あそこに自販機がある。買ってくる」
「お茶なら持って来ました」
車から降りようとする大和さんを引き留める。
「ペットボトルですが」
「ありがとう。それじゃあ、高速に乗ったらいただくよ。朝食はまだなんだ」
「はい」
保冷バッグは膝の上に置いたままにし、大和さんは静かに走る車に合流させた。
「おはよう」
「おはようございます」
彼の笑みにつられて口元を緩ませる。
大和さんも前回買ったベビーピンクのシャツを着ていて、同じことを考えていたのかと、心が浮き立つ。
黒縁眼鏡をかけていないことは何か言われるかと思ったが、大和さんは何も言わずに助手席のドアを開けた。
私が座ると助手席のドアが締められ、彼も車の前を回って運転席に着いた。
「荷物はうしろに置けばいいよ」
膝の上に置いた保冷バッグが邪魔だと思ったのだろう。
「あの、朝食はお済ですか? おにぎりを作ったんです」
「おにぎりを?」
意外そうな顔をされてしまい、困惑して慌てて口を開く。
「あ、無理に食べなくてもいいんです。先日、ご馳走になってしまったので、小腹が空いたときにどうかなと思って作っただけなので」
「パーキングで何か食べようかと思っていたんだ。気にしなくていいんだ。でも、まさか紬希がおにぎりを作ってくるとは思っていなかったからうれしいよ。それならお茶だな。あそこに自販機がある。買ってくる」
「お茶なら持って来ました」
車から降りようとする大和さんを引き留める。
「ペットボトルですが」
「ありがとう。それじゃあ、高速に乗ったらいただくよ。朝食はまだなんだ」
「はい」
保冷バッグは膝の上に置いたままにし、大和さんは静かに走る車に合流させた。