王家の影はポンコツ令嬢!はじめての任務で×××
「せ、責任⋯ですか?」
「君が散々煽ったせいで、ほら、俺のここはずっとこんなに張り詰めているんだ」
「!!!」

そっと服の上から触れさせられた彼の下半身は、確かにギンギンに張り詰めていて。

「男がこの状態になるととても苦しいんだ。だけどずっと耐えていたんだよ?」
「そ、れは⋯!」
「それにクリスティナ嬢も寸止めになってしまっているよね?」
「う、うぅ⋯っ」
「⋯こうなった責任、取ってくれるよね?」

どう返事をすればいいかわからない。
けれど、彼の濃灰色の瞳が私を切実に求めていて――

“私の、責任⋯だから”

意を決した私がそっと彼の首に腕を回すと、少しだけ安堵の表情を浮かべた彼がそのまま覆い被さり、今度は『教えるため』じゃない口付けを落とす。


「ん、んっ」

最初は重ねるように、次は唇を優しく食むように。
舌で唇をなぞられた私が思わず薄く口を開けると、そのまま彼の舌が口内に入れられて。

「そのまま舌出して?ほら」
「ん、んん⋯っ!」

言われるがまま舌を伸ばすと、すぐに彼の舌が私の舌を絡めとるように扱いてきた。
そのまま舌を吸われると気持ちよく、彼の動きに身を委ねー⋯

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