すばらしき男たち(1話完結)
 後日、彼女から連絡があり何度か会った。
 彼女といると何となく落ち着いた。

 2人で居酒屋で飲んだ後、
「今日は、飲み直しましょうよ」と
 彼女が住むマンションの部屋に誘われた。

 2人でお酒を飲みながら、お互いの仕事や趣味の話をした。

 その日、俺と美樹は結ばれた。

 美樹の柔らかい胸に抱かれていると、何だか安らぎを覚えた。

 そのうち、俺は仕事帰りに彼女の部屋を訪ねるようになった。
 そして知らぬ間に一緒に暮らすようになった。

 彼女は仕事が忙しく、彼女のストレスがたまると、彼女は俺に当たった。
「悠真は私の気持ちなんて分かんないんでしょ! 男だから!」
 俺はうなだれて、
「そんなことないよ……でも、なんとかしてあげたいんだよ」
「俺は収入が少ないし、頼りにはならないけど……」
 美樹が俺を見つめた。

 彼女が俺を抱きしめた。

 そのままベッドに倒れ込んだ。
 
 彼女に抱かれる時は、俺がちゃんと避妊していた。
 でも、その日、美樹は「いいの……そのまま抱いて」と言った。

 美樹を見た。

 美樹がポツリと言った。
「私、子供は産めないかも……だから」

 彼女は生まれつき排卵が起きにくい体質らしかった。

「だから仕事で頑張って来たの……子供が産めなくても、他の女には負けたくなかったから……」

 俺は美樹を抱きしめて、長い髪をゆっくり撫でた。
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