転校から始まる逆ハーレム(本人に自覚なし)
半月ほど経って新しい学校生活に慣れたある日、前に注文した名前を彫ったシャーペンを放課後取りに行く予定で私はご機嫌だった……数分前までは。
「すみません先輩…」
「いいって大丈夫か?」
浮かれ過ぎた私は足を捻ってしまった。通りかかった戸部先輩が生徒会室なら手当て道具があると、手当てをしてくれた…先輩生徒会役員じゃないのに堂々ときていいのかな…
「勝手に来ていいところではないがまぁ怪我人の手当てなら…」
渋々と言った表情の一之瀬先輩がこちらをみた。心読んだ!?
いつかクッキーをくれた男子生徒が心配そうにこちらをみている。うぅ恥ずかしい…
「この状態なら歩けると思う。どうか?」
戸部先輩に言われて歩いてみるときちっと固定されてて全然痛く感じなかった。
「ありがとうございます!」
「大丈夫そうで良かった」
わしゃわしゃと頭を撫でて
「いつでも来ていいぞ」
といった。…先輩?
「良いわけないだろ」
また怒られてる。ついクスリと笑ってしまった。
「すみません先輩…」
「いいって大丈夫か?」
浮かれ過ぎた私は足を捻ってしまった。通りかかった戸部先輩が生徒会室なら手当て道具があると、手当てをしてくれた…先輩生徒会役員じゃないのに堂々ときていいのかな…
「勝手に来ていいところではないがまぁ怪我人の手当てなら…」
渋々と言った表情の一之瀬先輩がこちらをみた。心読んだ!?
いつかクッキーをくれた男子生徒が心配そうにこちらをみている。うぅ恥ずかしい…
「この状態なら歩けると思う。どうか?」
戸部先輩に言われて歩いてみるときちっと固定されてて全然痛く感じなかった。
「ありがとうございます!」
「大丈夫そうで良かった」
わしゃわしゃと頭を撫でて
「いつでも来ていいぞ」
といった。…先輩?
「良いわけないだろ」
また怒られてる。ついクスリと笑ってしまった。