クールな君の甘さを知れば【※表紙絵変更しました】
ここはアクセサリー屋さん。



キラキラ可愛いアクセサリーが並んでいて、普段あまり付けない私でも惹かれてしまうくらいに素敵。



長谷川くんは何を見ていたんだろう?と思って視線を落とす。



「わぁ…可愛い」



そこにあったのは、天然石で作られたイヤリングやブレスレット、ネックレスなどのアクセサリー。



「…綺麗だよな」



「うん。キレイで…可愛い」



長谷川くんの意見に頷くと、「やっぱり」って微笑んだ。



「どういうこと?」



「いや、古賀好きそーだなと思って見てたんだよ」



おぉ…やるね、長谷川くん。



私の考えとか好みとか、他の人はいまいちピンとこないらしくて。



私の理解者…っていうのかな?



そういう人は、なるちゃんくらいなのに。



「…すごい。よくわかったね?」



だから驚いていたんだ…けど。



「まぁ…そりゃな。見てるし」



ぽろっとこぼれた長谷川くんの小さな声を、私は聞き逃さなかった。



「…見てる、って?」



その一言に込められた意味は、決して小さくはないような。



なんとなく、そんな気がして。



漠然とした疑問をぶつけてみたのだけれど。



「あ…?あー…うわ、俺……はぁ…」



さっきとは比べ物にならないくらいに顔を真っ赤に染め上げて、その場にしゃがみ込んでしまった。
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