クールな君の甘さを知れば【※表紙絵変更しました】
「はい、とても美味しかったので!今度は白あんください」
「はいよ」
穂乃果ちゃんは迷わず白あん。
「俺はこしあんで」
なるちゃんも、迷うことなく即決。
えっと…私はどっちにしよう?
やっぱり、初めて食べるなら無難にこしあん?
でも、白あんも美味しそうだし…。
2択でうーんと悩んでいると。
「やっぱりこしあん…いや、白あんも捨て難い…」
隣で同じく迷っているイケメンくん発見。
「ね、長谷川くん。半分ずっこしない?」
どう?この天才的発想。
「それ天才」
天才、いただきました。
「やったね」
これでこしあんも白あんも両方食べられる〜って思ってたら、なるちゃんの視線がこちらにチラリ。
「…やっぱり白あんもいいな」
「へっ?」
なんとなるちゃん、心変わりした模様。
なるちゃんってこういう時だいたい迷わないけど、今日ばかりは優柔不断らしい。
……あれ?でも、たしかなるちゃんってこしあん信者だったような…。
「俺がこしあん買って、海琴と長谷川くんが白あん買うってのは?俺が長谷川くんに半分やれるし、逆に長谷川くんから半分もらえる。海琴は、俺のやつ1口やるから、それでどう?」