今会いに来ました。 カフェラテプリン道中記

5.

 90年代の創価学会はまだまだ勢いが有った。 89年の8月24日から衛星同時中継を始めたからそりゃあ毎晩賑やかだったよ。
本部幹部会 青年部幹部会 男子部幹部会 女子部幹部会 婦人部幹部会、ドクター部総会、兎にも角にもいろんな人材グループのいろんな会合が行われていた。
だから毎晩のように会員が集まっては同時中継に見入ったもんだ。 池田名誉会長も全国を飛び回っていた。
だから何処の会館から中継するのかも楽しみの一つだった。 そしてさらに、、、。
 あの頃の会合は1時間半が基本で、そのうち1時間は池田名誉会長のスピーチを聞くことになっていた。
ざっくばらんでユーモアたっぷりのスピーチに飽きることも無く聞き入ったものだった。 今とは全然違うよ。
 今は幹部会も一つだけ。 全てが本部幹部会に集約されてしまっている。
だから月一度しか会員は集まらない。 そして会長の話はユーモアがほとんど無い。
新思考でやってるとはいえ、中身は完全なショーになっていて歓喜も感動も無くなった。 そんな会合に参加するのは幹部と岩盤会員ばかり。
 新しい学会を作るんだって張り切ってるけど執行部の考えと会員の考えにはかなりのずれが有って溝が埋まらない。
そこで意見すると反逆者扱いされてしまうから誰も意見を言わなくなる。 まるでスターリンみたいだね。
 それどころか2016年頃からやたらと「創価学会は仏だ。」っていう主張を始めたから余計に執行部と会員の溝が広がってしまっている。
創価学会仏、確かに第二代戸田先生も漏らされたことは有る。 池田名誉会長も何度か話されたことは有る。
でもそれは「後世の人たちは創価学会仏と呼ぶだろう。」って話で会って創価学会が仏だとは言ってないんだよね。
 そしてそれはあくまで折伏 広宣流布の戦いをしているからこその話であって選挙と金儲けに浮かれているからじゃないんだ。 そこを執行部は分かってない。
池田名誉会長は御義口伝講義の中で言われている。 折伏が幹であると。
選挙とか金儲けはあくまでも枝は、枝葉末節に囚われている今の創価学会は芸を忘れた踊り子のようなものだ。
このまま衰退していくしかない。 もうとんでもない罰が出始めてるぞ。

 さてさて90年代も最初の頃までは夜も休日も関係無く会合がびっしりと詰まっていた。 連休でさえそうだった。
だから会館という会館は何処もフル回転だった。 今みたいに暇を持て余している会館は無かった。
 正月から新年最初の同時中継をやってたんだからね。 会員はそれが当たり前だった。
いつだったか、北九州で1月2日に最も早い男子部幹部会をやったことが有る。 あの当時は谷川さんだった。
ほんとに勢いが有ったんだね。 公明党だって票を伸ばし続けていた。
 その中で93年には自民党が下野する総選挙が有った。 公明党が与党に入ったから学会も大騒ぎだった。
と思ったら社民党と新党さきがけの裏切りで連立政権は呆気なく壊れてしまった。
 その後、新進党を結成したまではいいんだけどなぜか衆議院だけの結党だった。 それがいよいよの問題になったのは97年だった。
翌98年の参議院選挙に向けて公明党を取り込もうとした小沢は必死だった。 でも公明党は首を縦には振らなかった。
それで小沢は解党することを決めた。 今の中道改革連合も同じような筋道が見えるんだけどなあ。
 衆議院だけで無理やりくっ付いては見たものの、総選挙でとんでも惨敗を期してしまった。 それを見ていた公明党は合流を拒否した。
立憲だって合流はしない方針。 来年には統一地方選が有るというのに。
 考えてみれば新進党と中道改革連合は似たような顔が集まってるんだよね。 いい加減にしてくれよ。

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