『愛が揺れるお嬢さん妻』 かわいいひと
お姫様って言いたいところだけどゼーッタイ瑤ちゃんは
お姫様っていうキャラじゃないもんね。
どちらかというと断然王子様よ。
王子様が目覚めたらポカリを持って行ってあげよう。
あー、なんか喉乾いてきた。
ポカリは500mlのを3L計算で6本買ってきてるんだけど、取り敢えず
持参してきた水筒の蓋に入れて王子様より先に飲んじゃったよ。
『苺佳、今起きた。悪いね、わざわざ来てもらって』
『心配だし、瑤ちゃんの顔見たかったから全然悪くなーい。
ね、お腹空いてない?』
『いや、まだ大丈夫』
ここまでスマホで遣り取りして私は瑤ちゃんの寝室へ向かった。
「こんにちはー、おじゃましてます。瑤ちゃん、ひとまずポカリ、どうぞ」
「あぁ、サンキュー、助かる。ちょうど喉乾いたなって思ってたとこ」
「あのね・・」
「・・?」
「今日瑤ちゃん家に来たのは心配でお見舞いに来たのと、もう一つ理由があるの」
「もうひとつって何?」
「離婚が成立したの」
「そっか。家を出たって聞いてたからいつかはって思ってたけど
案外早かったような気もするね」
「早かったのかなぁ?
分かんないけど家を出てから英介さんには一度も会ってなくて
後のことは父が全部やってくれたっていうか・・。
自分が修羅場っていうの?
知らずに済んでるせいかまだ実感がないの」
◇心震える瞬間
「え~と、私、トイレに行こうかな」
そう言うと瑤ちゃんがベッドから抜け出して私の側に立った。
私はなんとなくそう言って部屋履きに形の良い素足を入れた瑤ちゃんの足元を見ていた。
ン? 動くはずの足が動かない。私は視線を上に上げた。
お姫様っていうキャラじゃないもんね。
どちらかというと断然王子様よ。
王子様が目覚めたらポカリを持って行ってあげよう。
あー、なんか喉乾いてきた。
ポカリは500mlのを3L計算で6本買ってきてるんだけど、取り敢えず
持参してきた水筒の蓋に入れて王子様より先に飲んじゃったよ。
『苺佳、今起きた。悪いね、わざわざ来てもらって』
『心配だし、瑤ちゃんの顔見たかったから全然悪くなーい。
ね、お腹空いてない?』
『いや、まだ大丈夫』
ここまでスマホで遣り取りして私は瑤ちゃんの寝室へ向かった。
「こんにちはー、おじゃましてます。瑤ちゃん、ひとまずポカリ、どうぞ」
「あぁ、サンキュー、助かる。ちょうど喉乾いたなって思ってたとこ」
「あのね・・」
「・・?」
「今日瑤ちゃん家に来たのは心配でお見舞いに来たのと、もう一つ理由があるの」
「もうひとつって何?」
「離婚が成立したの」
「そっか。家を出たって聞いてたからいつかはって思ってたけど
案外早かったような気もするね」
「早かったのかなぁ?
分かんないけど家を出てから英介さんには一度も会ってなくて
後のことは父が全部やってくれたっていうか・・。
自分が修羅場っていうの?
知らずに済んでるせいかまだ実感がないの」
◇心震える瞬間
「え~と、私、トイレに行こうかな」
そう言うと瑤ちゃんがベッドから抜け出して私の側に立った。
私はなんとなくそう言って部屋履きに形の良い素足を入れた瑤ちゃんの足元を見ていた。
ン? 動くはずの足が動かない。私は視線を上に上げた。