相思相愛・夫婦の日常~羽♡兎編~
「え?え?若畑は、俺を喜ばせて何させたいの?」
「は?
別にお前を喜ばせようとしてねぇよ!
さっき会った感想を言ったまでよ」
「そうなの?」
「飯食ってる時、嫁さんずっとお前を見てた。
でもお前、あのバイト野郎とのことで機嫌悪かったろ?
だから黙々と食べてて、全然気づかなくて。
そのお前を見てる目が、なんつーか…惚れぼれしてた。
目、合わないかな~みたいな!」
「は?なんで言ってくんないの!?
俺、感じ悪い旦那じゃん!それ!」
「だってー、俺のことを感じ悪い同僚に仕立てられたから、仕返し!(笑)」
「…………
そうなんだ!兎ちゃんが俺を……/////」
「だからさ。
いいじゃん!
男とちょっと話するくらい。
嫁さんはきっと、それでもお前しか想ってないんだろうから!」
微笑む若畑に、黒羽は少しだけ心が晴れた気がした。
その日仕事が終わり会社を出ると、会社前に人集りができていた。
「━━━━━ほんと、可愛い~」
「王宮、全然紹介してくんないんもんなぁ(笑)」
「俺も、一回しか会ったことないし!
確か、王宮が入社した時だったかな」
「でも、わかるような気がする!」
「確かに、こんな奥さんだったら俺も紹介しないかも?」
「いやいや、逆に見せびらかしたくね?」
「まさに、美男美女夫婦ね!」
“王宮?”
“奥さん?”
まさか………
まさか………
まさか━━━━━━━
「あ!羽くん!!」
そこにいたのは、紛れもなく“羽咲”だった。
社員達に囲まれて、少し怯えていた羽咲。
助けを求めるように、黒羽を呼んだ。
そして「すみません、旦那さん来たので失礼します…」と頭を下げ、黒羽に駆け寄ってきた。
黒羽のジャケットをキュッと握りしめた、羽咲。
その手は、少し震えていた。
「兎ちゃん?」
「帰ろ?」
すがるような視線と声に、なんだか嬉しくなる。
黒羽は羽咲の指を絡めて繋ぎ、微笑んで頷いた。
そして手を引いて歩き出した。
会社から離れると、ホッと息を吐いた羽咲。
「………ごめんね、突然…」
「ううん。でも、どうしたの?」
「あのね…」
「うん」
「私、羽くんを傷つけるようなことしたかな?」
「え……
え?え?」
(なんで?)
黒羽は、何故羽咲がこんなことを言い出したのかわからずフリーズしていた。
「は?
別にお前を喜ばせようとしてねぇよ!
さっき会った感想を言ったまでよ」
「そうなの?」
「飯食ってる時、嫁さんずっとお前を見てた。
でもお前、あのバイト野郎とのことで機嫌悪かったろ?
だから黙々と食べてて、全然気づかなくて。
そのお前を見てる目が、なんつーか…惚れぼれしてた。
目、合わないかな~みたいな!」
「は?なんで言ってくんないの!?
俺、感じ悪い旦那じゃん!それ!」
「だってー、俺のことを感じ悪い同僚に仕立てられたから、仕返し!(笑)」
「…………
そうなんだ!兎ちゃんが俺を……/////」
「だからさ。
いいじゃん!
男とちょっと話するくらい。
嫁さんはきっと、それでもお前しか想ってないんだろうから!」
微笑む若畑に、黒羽は少しだけ心が晴れた気がした。
その日仕事が終わり会社を出ると、会社前に人集りができていた。
「━━━━━ほんと、可愛い~」
「王宮、全然紹介してくんないんもんなぁ(笑)」
「俺も、一回しか会ったことないし!
確か、王宮が入社した時だったかな」
「でも、わかるような気がする!」
「確かに、こんな奥さんだったら俺も紹介しないかも?」
「いやいや、逆に見せびらかしたくね?」
「まさに、美男美女夫婦ね!」
“王宮?”
“奥さん?”
まさか………
まさか………
まさか━━━━━━━
「あ!羽くん!!」
そこにいたのは、紛れもなく“羽咲”だった。
社員達に囲まれて、少し怯えていた羽咲。
助けを求めるように、黒羽を呼んだ。
そして「すみません、旦那さん来たので失礼します…」と頭を下げ、黒羽に駆け寄ってきた。
黒羽のジャケットをキュッと握りしめた、羽咲。
その手は、少し震えていた。
「兎ちゃん?」
「帰ろ?」
すがるような視線と声に、なんだか嬉しくなる。
黒羽は羽咲の指を絡めて繋ぎ、微笑んで頷いた。
そして手を引いて歩き出した。
会社から離れると、ホッと息を吐いた羽咲。
「………ごめんね、突然…」
「ううん。でも、どうしたの?」
「あのね…」
「うん」
「私、羽くんを傷つけるようなことしたかな?」
「え……
え?え?」
(なんで?)
黒羽は、何故羽咲がこんなことを言い出したのかわからずフリーズしていた。