王国秘蔵の『悪魔の子令嬢』は未来を知っている。~すべてを救うためになら、宰相にだってなってやる~
【主要キャラクターの説明】
名前 : サディア・ブラドリス(公爵令嬢)
 
①特徴
 銀髪に血濡れのような赤い瞳(本の中の悪魔のような見た目)
 黙っていれば、お淑やかに見える。

②行動原理/目的
 逆行前の結末を変える(これからは散々出しゃばって、両親の死を回避し、いずれは宰相の座にもつく)。人々のために、よりよい世界を。
 
③魅力
 逆行によって色々と吹っ切れ、「自分のやりたいようにやる。自分でどうにかする。もう他人任せにしたり、身を引いたりしない。諦めない」という強い精神性を持つに至る。
 
④補足事項
 逆行前は、継母と異母兄から虐げられていた。
 一人で背負いがちな彼女を(逆行前で頼る人がいなかったから癖になってる)、ライードが協力者として助け支える。
 周りからは女性、しかも悪魔の色を持つの宰相候補として、反発や偏見の目と闘う。
 勉強はできるが、芸術方面(特に絵)は壊滅的。考え事をして煮詰まると、つい頭を冷やすために冷水を被ったり、川や湖にプカーッ浮かびたくなる。


名前 : ライード・ゼズトゼリクス(王国第二王子)

①特徴
 金髪碧眼(優しげな目元)ちょっと情けなくてもいい。

②行動原理/目的
 終わらない暗闇(第二王子として自分らしさを制限された世界)から救ってくれたサディアとの約束(国王になる事)を守る。
 
③魅力
 頑張り過ぎなサディアをいつも心配しつつ、彼女が成果を出す度に「自分も頑張ろう」と改めて思える(嫉妬はしない)優しくていい子。
 
④補足事項
 基本的にサディアが思い切りよくカッコいい性格なので、たまには自分もカッコよくなりたい・カッコいいところを見せたいと常々思っている。
 サディアとの出逢い当初は泣き虫だった。


名前 : ロス・ロー(王城文官→サディア付き宰相選抜補佐官)

①特徴
 深緑の髪、文官服、丸眼鏡

②行動原理/目的
 自分のやっている事がきっと人々のためになると信じて、日々仕事に邁進している。
 
③魅力
 実直な性格。あまり目立たないものの、実務能力と誠実さは本物。人当たりがよく、実は実務関係者に知り合いも多い。物語が進んでいくにつれて、サディアに触発され堂々とした振る舞いをするようになる。
 
④補足事項
 自分の行いが必ずやこの国に住む人々のためになると信じ切っている、少し夢見がちなところもある。
 サディアに見い出され「貴方の力が本当に誰かのためになっている所を見たくない?」という言葉と共に、勧誘され宰相選抜でサディアの補佐役に任ぜられた。


名前 : フローライト・ゼズトゼリクス(王国元女王)

①特徴
 金髪碧眼、貫禄がある、ちょっとほうれい線とかが入っていてもいい

②行動原理/目的
 自分のやっている事がきっと人々のためになると信じて、日々仕事に邁進している。
 
③魅力
 芯の通った、強くて美しい女性。権力を持ちながら容易に振りかざしたりせず、静かで確かな知性を感じさ、他国の国王たちとも真正面から渡り合ったすごい人。背筋の伸びた、カッコいい淑女。
 
④補足事項
 一代前の女王(女ながらに国主を勤めた)。
 彼女に出逢い、認められると共に「頑張りなさい」と応援されたサディアは、以降彼女を一つの目標像に据える(「かっこいい、わたしもあぁなりたい」)。そのせいでライードが尚の事カッコつけるのが難しくなったのは、また別の話。


名前 : フローライト・ゼズトゼリクス(王国元女王)

①特徴
 金髪碧眼、貫禄がある、ちょっとほうれい線とかが入っていてもいい

②行動原理/目的
 自分のやっている事がきっと人々のためになると信じて、日々仕事に邁進している。
 
③魅力
 芯の通った、強くて美しい女性。権力を持ちながら容易に振りかざしたりせず、静かで確かな知性を感じさ、他国の国王たちとも真正面から渡り合ったすごい人。背筋の伸びた、カッコいい淑女。
 
④補足事項
 一代前の女王(女ながらに国主を勤めた)。
 彼女に出逢い、認められると共に「頑張りなさい」と応援されたサディアは、以降彼女を一つの目標像に据える(「かっこいい、わたしもあぁなりたい」)。そのせいでライードが尚の事カッコつけるのが難しくなったのは、また別の話。


名前 : ノノリナ・ブラドリス(公爵夫人、バーデンの実母)

①特徴
 上流貴族の育ちがいい女性。見下し顔。バーデンと同じ目と髪の色。

②行動原理/目的
 息子のため(という建前を持ってその実自分のためだけど、本人は無自覚)
 
③魅力
 ある意味『息子のため』を貫いた人。人目を気にはするものの、本質的には息子のためになら手段を選ばない。子ども相手に虐めもすれば、息子に洗脳も、人殺し(間接的に)もする。如何にしてバレずにそれらをするかを考えるような性格。
 
④補足事項
 サディアに当主候補・ブラドリス家の宰相候補の座を奪われた事で、彼女はサディアに危害を加えようと強行。バレて僻地(領地の辺鄙な場所)に幽閉される事になるけど、まだ息子の将来を諦めていない。
 実は逆行前にサディアの父・母を殺した犯人。


名前 :ノースディー・グレインバーク (公爵子息)

①特徴
 茶色の髪、冷静な瞳。サディアより年上。
 ②行動原理/目的
 両親の期待に答えて宰相を目指す。国のために、よりよい世界を。
 
③魅力
 冷静。少し臨機応変さ(アドリブ力)には欠けるが、次は失敗しない強さがある。
 
④補足事項
 宰相になるにあたり国にとってより良い選択をする事を心がけているものの、内心では国民がどうでもいいという訳ではない(国民一人一人のために動けるサディアの事を羨ましいと思いつつも、手ごわく感じている)。
 最初はサディアをお遊び候補だと思っていた(侮っていたし、真面目に頑張ろうと思っている所に水を差されたようで気にくわなかった)。


【作品の見どころ】
①前世の知識きっかけで行動を起こし、その先にある前世では見れなかった景色・知り得なかった情報を掴み、その場で考え(知略で)相手と競う。
 前世で主人公を虐げてきた人たちに加え、前世では立ちえなかった宰相選抜の場において対抗者と知略バトルを繰り広げる。知略の中には伝手やコネなどの人間関係をうまく使う場合もあり、社交能力や協力者とのかけ引きも一つのお楽しみ材料。

②第二王子(ヒーロー)と共に成長していく。
 前世の主人公と同じく「王太子より目立つな」と言われていた第二王子の目を覚まさせて、共に自分の力を本気で磨こうと誓いあい、協力関係に。互いに互いを助ける事で、どっちかがダメだったらもう片方が引っ張る方式で一緒に成長していく(周りからの評価を得、影響力を増していく)。その先に、ロマンス要素(カッコいいと思われたいヒーローの悩みや、互いの婚約者擁立騒動など)あり。

③必ず目に見えた結果を掴み取る。行動の結果、周りにいい影響を与えていく。
 競争相手に勝利しながらも、好敵手とはいい関係を築いていく。結果そのもののお陰で救われる人間はもちろん、傍から見ていて元気づけられたり奮起させたりする事で、周りからの支持率を上げていく。

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