追放魔王でしたが聖女になっておまけに英雄から溺愛されています!
登場人物

【キャラ設定】
1、レヴィアタン(ヒロイン)
前世はゲーム好きの地味女だったが、生前何度もクリアしたRPGの魔王に転生してしまう。
討伐エンドを回避するため最低レベルを保ち、妖魔たちにはなるべく人間と干渉しないように指導して魔界でひっそり暮らしていたが、妹ベルゼブブの裏切りにあい魔界を追放されてしまう。瀕死の状態のところをヒーローであるリヒトに救われ、一方的に懸想されてしまう。
ベルゼブブのチート能力『誘惑』を唯一解除できるチート能力『黎明』を発動でき、この力を駆使してリヒトたちパーティメンバーと共に凶悪化した妖魔たちを鎮圧し、打倒ベルゼブブを目指すなかで人間界で聖女として崇められ信望を集めていく。
明るく優しい平和主義。聖母のような慈愛の精神を持ち、若干天然ボケで初心で純粋。先頭に立つのが苦手。目立つのは好きじゃないが何故か注目されてしまうのが悩み。芯があり毅然とした態度が行き過ぎて、猪突猛進型でやや周りを巻き込みがち。が、元が魔王であるため、潜在能力は高くチート能力も絶大なため、最後は己の魔王としての力でねじ伏せてしまう。
生真面目なリヒトの溺愛猛攻に困惑しながらも次第に惹かれていく。

2、リヒト(ヒーロー)
人気RPGの主人公で人気ナンバー1キャラ。魔法と剣技に秀でた英雄で人間界を統べる王国の第一王子であり、その人格も十分で容姿も端麗なスパダリ。
急変した妖魔たちの対応のため調査に赴いた先で瀕死のレヴィアタンと出会う。魔王と知りつつも、その稀有な美しさと妖魔を愛するひたむきな心に惹かれ溺愛するようになり、妖魔たちを救いベルゼブブを打倒すると言う目的に協力するようになる。
強固な意志と精神を持ち、賢明で優しく真面目だが、親しい間柄からは堅物すぎて面白みがないと揶揄される。が、レヴィアタンに出会って本気の恋に目覚めると、その性格が手伝ってド直球の溺愛猛攻ぶりを発揮する。独占欲も強くレヴィアタンが傷つくことを何よりも嫌がり、守りたいと思いつつも、操られた妖魔たちを救いたいと言う願いもかなえてあげたいと思い、常に振り回される。猪突猛進なレヴィアタンに辟易するものの愉快に思い、行動を共にするに従い愛を深めていく。

3、ベルゼブブ
魔王であるレヴィアタンの妹。レヴィアタンの方針に反感を抱き、チート能力『誘惑』を駆使して妖魔たちを操りレヴィアタンを魔界から追放し、レヴィアタンに変わって人間界を支配しようと魔王に成り代わる。
妖魔たちを操り、リヒトたちと協力しはじめたレヴィアタンに攻撃をしていく。
「~ですわ」とお嬢様口調で一見穏やかで思慮深く気品あふれる令嬢然としているが、実は独善的で、自意識が強く、混沌と悪行を好む悪女。弟であるアスモデウスに恋しており、アスモデウスがレヴィアタンばかり贔屓することが面白くなかったのも、レヴィアタンを裏切った要因のひとつ。アスモデウスのことになるとツンデレのピュアさを発動させる。



【あらすじ1~3】

ベルゼブブの謀反にあい瀕死でいるところ、騎士に救われる。安堵したのも束の間、それがリヒトだと分かり新たに絶望。魔王の自分はリヒトに討伐される運命だからだ。しかしリヒトは優しく接してくれる。

夢を見る状態で、前世とこれまでの経緯の回想。
目覚めるとリヒトがいた。何故、警戒せず助けてくれたのか疑問に思いつつ礼を言い、あれこれ詮索される前に立ち去る。が、狼と遭遇しおびえる。現在のレヴィアタンに狼に対抗できるほどの能力はない。そこへリヒトに再び救われる。「ついてこい」とリヒトに言われ仕方なくついていく。
「魔王レヴィアタンが干渉を封じたことで妖魔は人間たちと共存し人間の発展に貢献している。魔王は人間から慕われ聖女として崇められている」という事実を聞かされ驚く。しかしそんな妖魔たちが突然凶暴化し人間に危害を加えるようになり、リヒトはその調査に赴いたということも知らされる。そこへ、悲鳴が。


悲鳴の方へ駆けつけると、人間たちに囲われ攻撃を受けているケルベロスに遭遇。ケルベロスはベルゼブブに誘惑がかけられ荒れていた。レヴィアタンは身を挺してチート能力『黎明』を発動する。どうにかケルベロスを鎮静化させることに成功したものの瀕死の傷を負って気絶する。
レベルが上がり十八歳ほどの美女に成長したレヴィアタンに驚愕するも魅了されるリヒト。目覚めたレヴィアタンに「きみは魔王だな」と告げ経緯を問い質す。レヴィアタンはすべてを打ち明ける。「同じ王として、妖魔たちを想う君のちからになりたい」と打倒ベルゼブブに協力の意向をしめしてくれたリヒトにレヴィアタンは感激し感謝するが、不意にリヒトにキスされ「君を愛してしまった」と突然告白され戸惑う。


 リヒトと王都に戻り、パーティメンバーでありリヒトの叔母にあたるキャラと出会うが、性格が激変していて驚く。ベルゼブブ討伐計画を起こそうとするリヒトと叔母にレヴィアタンも黎明を駆使して携わりたいと望むが、レヴィアタンの身を案じるリヒトに了承してもらえない。おまけにリヒトは婚約話を一方的に解消すると宣言し、そうなると本来のヒロインとの恋も生まれない、とレヴィアタンはますます錯綜するシナリオに困惑する。

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