女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
「あっ、私も見かけた」
 真美さんと目を合わせてそう言ったら、慶子さんが珍しく照れた。
「もうふたりとも恥ずかしいからやめて」
 照れてる慶子さんがかわいい。
 今日は朝から緊張していたのだけれど、ふたりのお陰で少しリラックスできた。
 仕上げに髪をアップにすると、コンコンとノックの音がした。
「優里、準備できた?」
 玲人くんの声がして「はい、できています」と返事をすると、玲人くんが入ってきた。
「あっ、私達は先に礼拝堂にいるわね」
 慶子さんは私に声をかけると、真美さんを連れて控え室を出ていく。
 部屋にふたりきりになり、ドキッとした。
 今朝ふたりで朝一番に役所に婚姻届を提出し、私たちは夫婦になったけれど、あまりに目の前にいる彼が素敵で心臓がおかしくなりそう。
 ダークグレーのタキシードを着た彼は、また一段とカッコよかった。
 いつもと違って前髪を全開にしていて、大人の色気がすごい。セクシーさ全開。
 こんな超絶美形が私の旦那さまなんて信じられない。
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