女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
式が終わり退場して礼拝堂を出ると、玲人くんがどこか感慨深げに言う。
「そういえば、優里に初めて会った時、『私、お兄さんに好きになってもらうよう綺麗になるから、それまで待っててね』って言われたっけ。今、急に思い出した」
彼の言葉で最初に会った日のことを回顧する。
「ああ。あの時は『悪いけど僕は結婚しないから、他の男の人見つけて』って冷たく言われたんだよね」
わざと拗ねて見せると、彼は小さく微笑しながら返した。
「確かに言ったかもしれない」
「私と結婚して、こんなはずではなかったって思ってない?」
少しおどけて尋ねれば、彼は楽しげに目を光らせて「思ってる」と答えた。
「やっぱり」
私との結婚は彼にとって最大の番狂わせだろうな。
玲人くんと目を合わせてフフッと笑ったら、彼が急に表情を変えた。
その美しい瞳には、私がはっきりと映っている。
「でも、ひとりでいるよりふたりの方がいいって気づいたから、後悔はしてない」
真摯な目で私にそう告げると、彼はギュッと抱きしめてきて、私に囁いた。
「――愛してるよ」
The end.
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(*^^*)
「そういえば、優里に初めて会った時、『私、お兄さんに好きになってもらうよう綺麗になるから、それまで待っててね』って言われたっけ。今、急に思い出した」
彼の言葉で最初に会った日のことを回顧する。
「ああ。あの時は『悪いけど僕は結婚しないから、他の男の人見つけて』って冷たく言われたんだよね」
わざと拗ねて見せると、彼は小さく微笑しながら返した。
「確かに言ったかもしれない」
「私と結婚して、こんなはずではなかったって思ってない?」
少しおどけて尋ねれば、彼は楽しげに目を光らせて「思ってる」と答えた。
「やっぱり」
私との結婚は彼にとって最大の番狂わせだろうな。
玲人くんと目を合わせてフフッと笑ったら、彼が急に表情を変えた。
その美しい瞳には、私がはっきりと映っている。
「でも、ひとりでいるよりふたりの方がいいって気づいたから、後悔はしてない」
真摯な目で私にそう告げると、彼はギュッと抱きしめてきて、私に囁いた。
「――愛してるよ」
The end.
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(*^^*)


