誰にも言えない秘密の恋をしました (君にこの唄を捧ぐ)
「あのね。…実は高山先輩が…。」
心菜は話しにくそうに目を背けてダウンの合わせをそっと開く。
はっ!?
さすがに俺も一瞬固まり、目を見開く。
どうした?その服⁉︎
イヤ、服というには心もとない透け具合だ。
胸元は大きな赤いリボンを結び隠されているが、どう見ても解くと全て丸裸になる。
ひらひらと黒いレースのミニワンピース風の作りだが、下着も半分以上が隠されていない。
「…どうした…この服?」
今1番気になるのはそんな事か?と自分でも疑う質問が口から出る。
「高山先輩が…クリスマスプレゼントにって…彼氏さんが絶対喜ぶからって…。」
そう言う彼女は羞恥心で今にも泣き出しそうな顔をしている。
「良い先輩だな。似合ってるって言うのもどうかと思うが…充分嬉しいサプライズだ。」
今夜はやたらと焦らされたが、こんなサプライズが待っているのならいくらでも待てる。
満面の笑みで彼女に笑いかけ安心させる。
「嬉しい?」
「ああ、心菜が俺の為に頑張って着てくれた事が嬉しい。…これは、心菜自身がプレゼントっていう判断でいいよな?」
こくんと頷く彼女が可愛い過ぎる。
「もう、解いても良いか?」
と言うや否や、唇を触れ合わせたのを最後に夢中になって彼女に溺れた。
クリスマスも悪くない。
俺の脳裏にはその言葉だけがこだましていた。
心菜は話しにくそうに目を背けてダウンの合わせをそっと開く。
はっ!?
さすがに俺も一瞬固まり、目を見開く。
どうした?その服⁉︎
イヤ、服というには心もとない透け具合だ。
胸元は大きな赤いリボンを結び隠されているが、どう見ても解くと全て丸裸になる。
ひらひらと黒いレースのミニワンピース風の作りだが、下着も半分以上が隠されていない。
「…どうした…この服?」
今1番気になるのはそんな事か?と自分でも疑う質問が口から出る。
「高山先輩が…クリスマスプレゼントにって…彼氏さんが絶対喜ぶからって…。」
そう言う彼女は羞恥心で今にも泣き出しそうな顔をしている。
「良い先輩だな。似合ってるって言うのもどうかと思うが…充分嬉しいサプライズだ。」
今夜はやたらと焦らされたが、こんなサプライズが待っているのならいくらでも待てる。
満面の笑みで彼女に笑いかけ安心させる。
「嬉しい?」
「ああ、心菜が俺の為に頑張って着てくれた事が嬉しい。…これは、心菜自身がプレゼントっていう判断でいいよな?」
こくんと頷く彼女が可愛い過ぎる。
「もう、解いても良いか?」
と言うや否や、唇を触れ合わせたのを最後に夢中になって彼女に溺れた。
クリスマスも悪くない。
俺の脳裏にはその言葉だけがこだましていた。