誰にも言えない秘密の恋をしました (この唄を君に捧ぐ)
嵐が通り過ぎたように、心菜の心の中だけを掻き回して麻里奈は去って行った。
…部屋に1人うずくまる。
これじゃダメだと立ち上がり、すき焼きの準備をしようとキッチンに行く。
料理に集中したいのに…どうしたって思考回路は麻里奈言葉を思い出してしまう。
私達の付き合いはただの遊びに過ぎなかったの?
自分に自問自答する。
そんな事は無いと、心が叫ぶ。
確かに蓮さんの愛はここにあると思う。
付き合い始めてからもずっと、過保護なくらい大切にされている自覚はある。
普段クールな蓮さんが、私にだけは本当の顔を見せてくれる。
決して偽りの愛では無かった。
大好き。
…だから彼の為に離れなくてはいけない。
彼には戻るべき…戻らなければならない場所がある。お母様の為にも。
今の事務所から出て独立すると言っていた。そのタイミングで実家の事も片をつけたいと…。
蓮さんと一緒にお正月に私の実家を訪れた際、2度と実家に戻る事は無いと、きっぱり言っていた彼を思い出す。
なんだか寂しそうに見えて…
本当はご両親と歩み寄って、今の仕事を認めて欲しいんじゃないかと思った。
…いつか和解出来れば良いなと思っていた。
心菜の目からまた、涙が溢れ出る。
私がいたら…彼の邪魔になる…。
ヒックヒックとしゃくり上げ、涙が次から次へと流れ出す。
それでもなんとかすき焼きの準備を済ませる。
…部屋に1人うずくまる。
これじゃダメだと立ち上がり、すき焼きの準備をしようとキッチンに行く。
料理に集中したいのに…どうしたって思考回路は麻里奈言葉を思い出してしまう。
私達の付き合いはただの遊びに過ぎなかったの?
自分に自問自答する。
そんな事は無いと、心が叫ぶ。
確かに蓮さんの愛はここにあると思う。
付き合い始めてからもずっと、過保護なくらい大切にされている自覚はある。
普段クールな蓮さんが、私にだけは本当の顔を見せてくれる。
決して偽りの愛では無かった。
大好き。
…だから彼の為に離れなくてはいけない。
彼には戻るべき…戻らなければならない場所がある。お母様の為にも。
今の事務所から出て独立すると言っていた。そのタイミングで実家の事も片をつけたいと…。
蓮さんと一緒にお正月に私の実家を訪れた際、2度と実家に戻る事は無いと、きっぱり言っていた彼を思い出す。
なんだか寂しそうに見えて…
本当はご両親と歩み寄って、今の仕事を認めて欲しいんじゃないかと思った。
…いつか和解出来れば良いなと思っていた。
心菜の目からまた、涙が溢れ出る。
私がいたら…彼の邪魔になる…。
ヒックヒックとしゃくり上げ、涙が次から次へと流れ出す。
それでもなんとかすき焼きの準備を済ませる。