【プロット】黒狼王太子に執着溺愛されていますが、わたしはあなたの元妻です!

冒頭部分プロット

第一話
離宮の自室で、セシルは侍女ヘリーから離縁状を手渡される。「ヴォルフラム様は、お会いになりたくないとのことで、これも側近から受け取りました」とヘリーは報告。セシルは七年間の政略結婚の終焉は呑み込むが、一度も顧みられず最後に一目会うことも叶わないと通告されたと傷付く。

第二話
二年後。辺境の地で身分を隠して暮らすセシル。子供たちに囲まれて忙しい日々。自身も早くに親元から離れて不安だった過去を思い、子供たちにめいっぱい愛情を注ぐ。好奇心旺盛な子供たちは魔獣の出る『黒域の森』付近で遊びまわり、セシルの忠告を聞かない。夕方になってニコという五歳の少年がいないことに気付き、森の木陰に靴を発見してセシルも森に入る。日暮れ前にニコを発見するが魔獣に襲われ、見知らぬ黒狼に救われる。しかしそれまで普通の子供だと思っていたニコが獣化し、噛まれてセシルは腕に傷を負う。黒狼は青年に変化してニコに鎮静剤を与えて眠らせるが、その青年はセシルの元夫の王太子ヴォルフラムだった。彼に運ばれて戻る。

第三話
「一度しかお会いしてないけれど、本当にわたしのことなんてどうでもよかったのね……」と複雑な胸中で療養中のセシル。ニコは先日自分がしでかしたことに怯えてセシルに距離を置いており、不憫に思ったセシルがニコを構いに行ってようやく打ち解けたところへヴォルフラムが訪問。彼は辺境警備の騎士を名乗り、セシルとニコの様子を見にきたと言う。ヴォルフラムに威嚇し、逃げ出したニコ。元妻の顔も覚えていない男よりニコを優先したいセシルは怪我の具合を聞かれるもそっけなく対応。「忙しいので」とニコを追おうとするも「傷跡が残らないように」と高価な塗り薬を置いて去るヴォルフラムに、セシルは「妻には何もしてくださらなかったのに……」と複雑。
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