アラフィフママを溺愛するのは植物男子でした
週明け、僕の身体はとても調子が良かった。
月曜日なんて、いつもなかなかやる気のエンジンがかからないのに、足どりは軽く、頭はすっきりと冴えていた。
ミノの癒しの力って、これかぁーー! と僕はその力を認めざるを得なかった。
なんとなく、楠木先輩と顔を合わせるのが気まずくて、書類は部下に持って行かせていたが……。やはり気になってしまい、手が空いた時にこっそりと、広告宣伝部の扉の外から覗いてしまった。
今は、デスクに向かって作業をしているようだ。遠い上に後ろ姿で、状態まではよくわからない。
「課長、入らないんですかぁ?」
「うわっ!?」
三島さんが、いきなり後ろから声をかけてきた。
「ガラスに張り付いてるヤモリみたいになってましたよ?」
「えっ!?」
「ふふっ、冗談ですけど。主任が気になるんですかぁ?」
「上司をからかうんじゃありません。これ、楠木さんに渡しておいてください」
書類を持ってきておいて良かった。
ニヤニヤしている三島さんに、咳払いしながら書類を渡す。
「もしかして、喧嘩でもしてるんですか?」
「そういうわけでは……どうしてですか?」
「だって主任、元気がないんですよ。この世の終わりみたいな顔して」
そう言って、三島さんは広告宣伝部へ入って行った。
月曜日なんて、いつもなかなかやる気のエンジンがかからないのに、足どりは軽く、頭はすっきりと冴えていた。
ミノの癒しの力って、これかぁーー! と僕はその力を認めざるを得なかった。
なんとなく、楠木先輩と顔を合わせるのが気まずくて、書類は部下に持って行かせていたが……。やはり気になってしまい、手が空いた時にこっそりと、広告宣伝部の扉の外から覗いてしまった。
今は、デスクに向かって作業をしているようだ。遠い上に後ろ姿で、状態まではよくわからない。
「課長、入らないんですかぁ?」
「うわっ!?」
三島さんが、いきなり後ろから声をかけてきた。
「ガラスに張り付いてるヤモリみたいになってましたよ?」
「えっ!?」
「ふふっ、冗談ですけど。主任が気になるんですかぁ?」
「上司をからかうんじゃありません。これ、楠木さんに渡しておいてください」
書類を持ってきておいて良かった。
ニヤニヤしている三島さんに、咳払いしながら書類を渡す。
「もしかして、喧嘩でもしてるんですか?」
「そういうわけでは……どうしてですか?」
「だって主任、元気がないんですよ。この世の終わりみたいな顔して」
そう言って、三島さんは広告宣伝部へ入って行った。