アラフィフママを溺愛するのは植物男子でした
次の日の夜は私とミノが主寝室で寝る番だ。
と言っても、ミノは布団で寝ることができないので、隣にいるだけなんだけど。
でも最近は、布団に入るまでの時間が大変で……。
私がベッドに横になってしまうと、ミノは私に対して頭を撫でるとか、手をつなぐくらいしかできなくなってしまう。なので、航くんに対抗しているのか溺愛っぷりがヒートアップしているのだ。つまり、航くんにできないことまでやろうとする。
「待って、ミノ……!」
「待ちません」
「んっ……」
キスを許してしまった。
植物といっても、足元以外は人間とまったく変わらない。
一体、どういう構造をしているのか。
唯一違うのは、吐息から花の香りがすることだろうか。
まるで媚薬のように、体の髄まで浸透していくようだった。
私はミノが好きだ。その気持ちに偽りはない。
でも、やっぱり心のどこかで深い関係になってしまうのを恐れている。
だから、気を許した隙に服の中に手を入れられても……受け入れられずに離れてしまうのだった。
「結衣子さんの嫌がることをしてしまうなんて、俺は人型植物失格です……」
項垂れるミノを見て、申し訳なく思った。
と言っても、ミノは布団で寝ることができないので、隣にいるだけなんだけど。
でも最近は、布団に入るまでの時間が大変で……。
私がベッドに横になってしまうと、ミノは私に対して頭を撫でるとか、手をつなぐくらいしかできなくなってしまう。なので、航くんに対抗しているのか溺愛っぷりがヒートアップしているのだ。つまり、航くんにできないことまでやろうとする。
「待って、ミノ……!」
「待ちません」
「んっ……」
キスを許してしまった。
植物といっても、足元以外は人間とまったく変わらない。
一体、どういう構造をしているのか。
唯一違うのは、吐息から花の香りがすることだろうか。
まるで媚薬のように、体の髄まで浸透していくようだった。
私はミノが好きだ。その気持ちに偽りはない。
でも、やっぱり心のどこかで深い関係になってしまうのを恐れている。
だから、気を許した隙に服の中に手を入れられても……受け入れられずに離れてしまうのだった。
「結衣子さんの嫌がることをしてしまうなんて、俺は人型植物失格です……」
項垂れるミノを見て、申し訳なく思った。