【極上溺愛】エリート鬼上司は無垢な彼女のすべてを奪いたい
「あーとうとう和花も人のモノになるのね。会社への報告はどうするの?」
私を見下ろす美しい顔はさっきと打って変わってニヤついている。
「いろいろ見物なんだけど。営業部の鬼部長と癒しの大和撫子が社内結婚なんて」
思わず苦笑が漏れた。
たしかに、賢人さんは仕事一筋だと思われてるし、私と彼が付き合っていたとなると同僚――とくに彼の部下である営業部の面々は度肝を抜かれるかもしれない。
「実は付き合い始めた段階で、彼が社長には報告してたみたいで」
「へえ。じゃあ深水さんも必然的に知ってたってことになるわね。ふたりで見守ってくれてたわけだ」
「うん。それでこのあいだ社長にふたりで結婚の報告をしたら、深水さんもその場にいて、ちょうどいいから納会でほかの社員に周知したらどうかって」
「納会って、今日じゃない!」
毎年仕事納めの日には業務が早めに終了し、フロアで納会が催されるのだ。
いったいどんな事態になるのかしら、とうずうずしていた真凛が、ふと私に向き直る。
私を見下ろす美しい顔はさっきと打って変わってニヤついている。
「いろいろ見物なんだけど。営業部の鬼部長と癒しの大和撫子が社内結婚なんて」
思わず苦笑が漏れた。
たしかに、賢人さんは仕事一筋だと思われてるし、私と彼が付き合っていたとなると同僚――とくに彼の部下である営業部の面々は度肝を抜かれるかもしれない。
「実は付き合い始めた段階で、彼が社長には報告してたみたいで」
「へえ。じゃあ深水さんも必然的に知ってたってことになるわね。ふたりで見守ってくれてたわけだ」
「うん。それでこのあいだ社長にふたりで結婚の報告をしたら、深水さんもその場にいて、ちょうどいいから納会でほかの社員に周知したらどうかって」
「納会って、今日じゃない!」
毎年仕事納めの日には業務が早めに終了し、フロアで納会が催されるのだ。
いったいどんな事態になるのかしら、とうずうずしていた真凛が、ふと私に向き直る。