【極上溺愛】エリート鬼上司は無垢な彼女のすべてを奪いたい
聞こえてるし、気まずい。
そう思いながら顔を伏せたら、爪先まで美しい指先にくいっと顎を持ち上げられた。傍らで真凛がうれしそうに微笑んでいる。
「ほら、部長が頑張ってるんだから、俯かない」
「は、はい」
ふと視線を感じて目を向けると、宮田君の隣でビールグラスを持った池崎さんが私と壇上を交互に見ている。
もしかすると賢人さんの言葉ですべてを察したのかもしれない。
「おめでとうございます! お相手はどんな人なんですか」
賢人さんに向かって祝福の声が飛び、壇上の彼の目が私に注がれた。
来る。
まるで衝撃に耐えるみたいに、すっと息を吸い込んだ。それでも前を向いたまま、背筋を伸ばす。
「お相手は経営管理部の小松さんです。皆さんにはなにかとご迷惑をおかけしますが、これまで以上に精進しますので今後ともよろしくお願いいたします」
賢人さんが頭を下げるのに合わせて、私も深く腰を折る。
どよめきと悲鳴が頭上を飛びかった。
「え、小松さん!? どういうこと」
「ふたり付き合ってたの? いつから!?」
「マジかよ! 俺の癒しのアイドルが!」
そう思いながら顔を伏せたら、爪先まで美しい指先にくいっと顎を持ち上げられた。傍らで真凛がうれしそうに微笑んでいる。
「ほら、部長が頑張ってるんだから、俯かない」
「は、はい」
ふと視線を感じて目を向けると、宮田君の隣でビールグラスを持った池崎さんが私と壇上を交互に見ている。
もしかすると賢人さんの言葉ですべてを察したのかもしれない。
「おめでとうございます! お相手はどんな人なんですか」
賢人さんに向かって祝福の声が飛び、壇上の彼の目が私に注がれた。
来る。
まるで衝撃に耐えるみたいに、すっと息を吸い込んだ。それでも前を向いたまま、背筋を伸ばす。
「お相手は経営管理部の小松さんです。皆さんにはなにかとご迷惑をおかけしますが、これまで以上に精進しますので今後ともよろしくお願いいたします」
賢人さんが頭を下げるのに合わせて、私も深く腰を折る。
どよめきと悲鳴が頭上を飛びかった。
「え、小松さん!? どういうこと」
「ふたり付き合ってたの? いつから!?」
「マジかよ! 俺の癒しのアイドルが!」