【極上溺愛】エリート鬼上司は無垢な彼女のすべてを奪いたい
え、もしかして怒ってる?
不貞腐れたような反応に戸惑っていると、賢人さんは思いついたように振り返った。
「そうだ、じゃあひとつお願いがある」
「はい、なんでしょう!」
頼まれごとが嬉しくて正座の姿勢になる。そんな私に彼は満面の笑みで窓の外を指差した。
「あれ、一緒に入ってほしい」
視線の先のウッドデッキには、行灯の優しい明かりに浮かび上がった露天風呂が雰囲気たっぷりに湯気を漂わせていた。