【極上溺愛】エリート鬼上司は無垢な彼女のすべてを奪いたい
デコレーションケーキをはじめシュトーレンやクグロフなどクリスマス限定のスイーツが大々的に宣伝されているにもかかわらず、私の心は踊らない。
「悩みは深そうね……」
卵焼きを穴が空く勢いで見つめている私を見やり、真凛は息をつく。
「話なら、いつでも聞くからね」
無理やり聞き出そうとせず、かといって放置するわけでもない。私の心を思いやって見守ってくれる真凛に感謝しながら「ありがとう」と頷いた。