無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
国王は、少しだけ誇らし気に胸を張っている。
彼は、国王であることより将軍であることにより誇りを持っているのかもしれない。
そんな彼が一瞬だけうらやましくなった。
わたしには誇れるものがひとつもないから。
彼は、国王であることより将軍であることにより誇りを持っているのかもしれない。
そんな彼が一瞬だけうらやましくなった。
わたしには誇れるものがひとつもないから。