恋に気づいたら
「あのさ」
急にこっちを見たから、私もちょっとびっくりする。
「…俺の勘違いじゃない?勘違いだったらすごい辛いんだけど…」
そういって、私の手を握る。
「…ちゃんとしないとなって。
曖昧な感じでも楽しかったけど、また素っ気なくされたらしんどいし。
何より、尻もちついてた時に…自分でも思ったより焦ってて。
好きだよ。あんまり知り合ってから時間は経ってないけど、リハビリしてもらってご飯食べにいって。可愛いし、抜けてるとこあるし。
こないだ嫌われたと思ってショックだったけど、そのあと違うって解って。
抱きしめ返してくれたときに、安心したんだよね。なんでか」
続きを彼が喋ろうとしてたけど。
私がもう胸いっぱいで。