忘れられないよ君は―初恋だけでは終われない―
 休憩時間。

 丈との画面には。

 自分の言葉ばかりが並んでいた。

『相談したいことがあります』

『先生』

『昨日、電話してすみませんでした』

『幸也さんのことで相談したいです』

『先生

少しだけでいいので

話せませんか』

「…………」

 亜美は新しいメッセージを打った。

『先生

迷惑ですか』

 指が止まる。

 消した。

『もう相談しない方がいいですか』

「…………」

 それも。

 消した。

 スマートフォンを伏せる。

 しばらくして。

 また手に取った。
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