忘れられないよ君は―初恋だけでは終われない―
 でも。

 同じじゃない。

 それも分かる。

 幸也には。

 もっと知りたいと思った。

 振り向いてほしかった。

 自分を好きになってほしかった。

 幸也の隣にいる自分を、何度も想像した。

 丈には。

「…………」

 隣にいたい。

 声を聞くと安心する。

 いなくなるのが怖い。

 もう会わないと言われたとき。

 どうしていいか分からなくなった。

 返事がないだけで、探してしまった。

 そして。

 見つけた瞬間。

 あんなに嬉しかった。

 幸也への気持ちとは。

 ちゃんと違う。

 でも。

 違うからって。

 好きじゃないってことなのかな。
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