俺が必ずこの女を殺す
「ううん。違うわよ。あたしは、西島のバカ野郎とは別の都内の工業高校に通う高校3年生〜っ!将来の夢は、爆弾処理班になることっ♡で!趣味はかわい子ちゃんを拝むこと♡」

「わぁー!すごーい!」

あぁー、そうだったそうだった。

こいつ、爆弾処理班になりたいんだっけ…。

「でしょ〜。本当素直で可愛い子ねぇ。あっ、あたしそろそろ受験勉強に戻らなきゃ♡またお話しましょうっ。かわい子ちゃん。」

「うん!ばいばいっ」

そうして慌ただしくティアラは自分の部屋に戻って言った。嵐が過ぎ去ったみたいだ。

「今日は柚季の友達いっぱい来るね!嬉しいっ」

「あはは、そうだな」

騒がしいだけの散々な1日だったように思うのは俺だけだろうか。
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