いつか永遠の眠りにつく日まで
「えぇ。この城の裏手に森があるのをご存知ですか? その森を越えたところに、1つ街があるんです。」
「へぇ…!」
私は行く機会がなさそうだけれど、やはり南の海に面していたルチェルナとはまた違うのだろう。
北の海はどんな感じなのだろうかと、少し興味が湧いてしまった。
「今日の夜頃から人が増え始めるだろうとのことなので、リーリア様はくれぐれもお部屋から出ぬようにとのレオ様からのお達しです。」
「え…?」
「新デネブリスの地域の方々の中には、旧デネブリスへの反乱分子もいます。万全を期すためとのことです。」
そう言われて、納得した。
(レオ様は私を守って下さろうとしているんだわ。)
「用意が整いました。また食べ終わる頃に参ります。」
ハッとして顔を上げると、用意を済ませたリディが部屋から出て行くところだった。
「……。」
こんな生活、慣れているのに。
ルチェルナにいた頃も、今と大差ない生活だった。マーテルは騎士団の方と食事をしていたし、お父様とは公務やらで時間が合わなかった。
だけど今は、1人じゃない食事を知っている。
1人じゃない食事は、なぜだかいつもより美味しく感じるのだ。
「へぇ…!」
私は行く機会がなさそうだけれど、やはり南の海に面していたルチェルナとはまた違うのだろう。
北の海はどんな感じなのだろうかと、少し興味が湧いてしまった。
「今日の夜頃から人が増え始めるだろうとのことなので、リーリア様はくれぐれもお部屋から出ぬようにとのレオ様からのお達しです。」
「え…?」
「新デネブリスの地域の方々の中には、旧デネブリスへの反乱分子もいます。万全を期すためとのことです。」
そう言われて、納得した。
(レオ様は私を守って下さろうとしているんだわ。)
「用意が整いました。また食べ終わる頃に参ります。」
ハッとして顔を上げると、用意を済ませたリディが部屋から出て行くところだった。
「……。」
こんな生活、慣れているのに。
ルチェルナにいた頃も、今と大差ない生活だった。マーテルは騎士団の方と食事をしていたし、お父様とは公務やらで時間が合わなかった。
だけど今は、1人じゃない食事を知っている。
1人じゃない食事は、なぜだかいつもより美味しく感じるのだ。