御曹司の俺には興味が無いだと?〜もう1人の俺を愛する秘書補佐
肩に手を掛け体を離すと、前髪の隙間から見える赤斐さんは、涙で潤み揺れる瞳で俺を見つめる。
その目は、誰を見てるんだ・・・
空斗としての俺ではなく、陸に向けられてるんだよな・・・
どうしようもない複雑な感情に苛まれる。
赤斐さんは、もう1人の俺に恋してる。
もう、無理だ・・・
空斗の俺を見て欲しい。
俺は空斗として、彼女を抱きたい。
「赤斐さん、聞いて欲しい事があるんだ」
「はい・・・」
頬に手を添え、指で撫でながら、静かに伝えた。
「僕は・・・俺は、本当は陸じゃない」
すると、赤斐さんが静かに微笑んだ。
「知ってます」
「えっ?・・・いつ、から?」
「君を愛したぁ~、もう離さない~。この歌は、間違ってるんです」
「どういう・・・事?」
「本当の歌詞は、『君を愛した でも叶わない』なんです。でも私の母が、悲しくて可愛そうだと替え歌にしたんです」
俺が無言でびっくりしてると、静かに微笑んでいた。
「この歌を知っているのは、私と家族と、そして陸さんだけです」
その目は、誰を見てるんだ・・・
空斗としての俺ではなく、陸に向けられてるんだよな・・・
どうしようもない複雑な感情に苛まれる。
赤斐さんは、もう1人の俺に恋してる。
もう、無理だ・・・
空斗の俺を見て欲しい。
俺は空斗として、彼女を抱きたい。
「赤斐さん、聞いて欲しい事があるんだ」
「はい・・・」
頬に手を添え、指で撫でながら、静かに伝えた。
「僕は・・・俺は、本当は陸じゃない」
すると、赤斐さんが静かに微笑んだ。
「知ってます」
「えっ?・・・いつ、から?」
「君を愛したぁ~、もう離さない~。この歌は、間違ってるんです」
「どういう・・・事?」
「本当の歌詞は、『君を愛した でも叶わない』なんです。でも私の母が、悲しくて可愛そうだと替え歌にしたんです」
俺が無言でびっくりしてると、静かに微笑んでいた。
「この歌を知っているのは、私と家族と、そして陸さんだけです」