不遇な財閥御曹司は、政略妻に一途な愛を捧げたい。



「あ、本当にライチの香りします……甘い香り」

「本当だね。じゃあ乾杯して飲もっか」


 私たちは目の高さにグラスをあげて乾杯をした。
 一口飲むと、さっきより甘くてフルーティーな香りが鼻を通り口いっぱいに甘さが広がる。だけど、甘々というわけではなくて本当に飲みやすい。

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