義兄と結婚生活を始めます
食後、和真のリクエストどおり、あたたかいココアを入れると、一緒にソファーに座って飲んだ。
数口飲んだ後に、和真は思い出しことがあり、一度自室へ戻った。
「そういえば、由梨子から見舞い品をいただきました」
「そ、そうなんですね…」
「……焼き菓子のようですが、好きなだけ食べてください」
紙袋を持って戻ってくると、そのままあおいへ手渡した。
由梨子の名前が出てきたため、少し動揺しつつ受け取った。
紙袋の中から箱を取り出すと、一緒に何かが落ちてきた。
拾い上げたのは小さなメッセージカード。
そこには、由梨子の連絡先が手書きされている。
「あおいさん?気に入ったのはありましたか?」
「え!?あ!はい…美味しそうですね!」
慌ててポケットに入れると、箱を開けてクッキーやマフィンなどの焼き菓子を選んだ。
「和真さんは、どれにしますか?」
「僕はいいですよ。あおいさんのココア以外、甘い物は苦手なので」
「そ、そうなんですね…」
少し照れつつも、焼き菓子を選ぶ手が止まる。
(これ…テレビで紹介されてた、すんごい人気の高級店のだぁ…)
ほんのりワクワクしていただけに、とんでもない金額の焼き菓子を選ぼうとしていた自分と、小鳥遊家の見舞い品の規模に笑顔のまま固まった。
ソファーに座る和真は、ココアを飲みながら、あおいの様子を観察する。
(…こんなとんでもない金額のお菓子…私なんかが食べてもいいのかな…?量が少なそうなのにしよう)
あおいが手に取ったのは、細長いチョコのクッキー。
一口食べると、目を輝かせて、サクサクな食感に笑みがこぼれた。
「美味しいですか?」
「はい!とっても!」
「気に入ったのなら、パティシエに頼んで作らせましょう」
「そ、そこまでしなくても大丈夫です!!」
思わずもう一つ、と別の焼き菓子を手に取って食べるあおいは、本当に美味しそうな表情を見せる。
見ていた和真も同じ焼き菓子を取ると、個包装から開けて一口食べた。
「……甘いですね」
「どうしたんですか?急に…」
「あおいさんが、美味しそうに食べていたので。好きなのかと」
モグモグと数回噛んだ後、口直しのようにココアを飲む和真。
甘い物が続いたからか、ココアを飲む手も止まる。
「女性は甘い物が好きだと聞きますが、飽きたりしないのでしょうか?」
「私は飽きないですね。美味しいですし、勉強の際も糖分は良いって先生が言ってました!」
「あおいさんが笑ってくれるなら、毎日買って帰りましょうか?」
笑顔で返事をしていたあおいの顔は、またほんのり赤みを帯びる。
「た、食べ過ぎは太るので、毎日じゃなくても…」
数口飲んだ後に、和真は思い出しことがあり、一度自室へ戻った。
「そういえば、由梨子から見舞い品をいただきました」
「そ、そうなんですね…」
「……焼き菓子のようですが、好きなだけ食べてください」
紙袋を持って戻ってくると、そのままあおいへ手渡した。
由梨子の名前が出てきたため、少し動揺しつつ受け取った。
紙袋の中から箱を取り出すと、一緒に何かが落ちてきた。
拾い上げたのは小さなメッセージカード。
そこには、由梨子の連絡先が手書きされている。
「あおいさん?気に入ったのはありましたか?」
「え!?あ!はい…美味しそうですね!」
慌ててポケットに入れると、箱を開けてクッキーやマフィンなどの焼き菓子を選んだ。
「和真さんは、どれにしますか?」
「僕はいいですよ。あおいさんのココア以外、甘い物は苦手なので」
「そ、そうなんですね…」
少し照れつつも、焼き菓子を選ぶ手が止まる。
(これ…テレビで紹介されてた、すんごい人気の高級店のだぁ…)
ほんのりワクワクしていただけに、とんでもない金額の焼き菓子を選ぼうとしていた自分と、小鳥遊家の見舞い品の規模に笑顔のまま固まった。
ソファーに座る和真は、ココアを飲みながら、あおいの様子を観察する。
(…こんなとんでもない金額のお菓子…私なんかが食べてもいいのかな…?量が少なそうなのにしよう)
あおいが手に取ったのは、細長いチョコのクッキー。
一口食べると、目を輝かせて、サクサクな食感に笑みがこぼれた。
「美味しいですか?」
「はい!とっても!」
「気に入ったのなら、パティシエに頼んで作らせましょう」
「そ、そこまでしなくても大丈夫です!!」
思わずもう一つ、と別の焼き菓子を手に取って食べるあおいは、本当に美味しそうな表情を見せる。
見ていた和真も同じ焼き菓子を取ると、個包装から開けて一口食べた。
「……甘いですね」
「どうしたんですか?急に…」
「あおいさんが、美味しそうに食べていたので。好きなのかと」
モグモグと数回噛んだ後、口直しのようにココアを飲む和真。
甘い物が続いたからか、ココアを飲む手も止まる。
「女性は甘い物が好きだと聞きますが、飽きたりしないのでしょうか?」
「私は飽きないですね。美味しいですし、勉強の際も糖分は良いって先生が言ってました!」
「あおいさんが笑ってくれるなら、毎日買って帰りましょうか?」
笑顔で返事をしていたあおいの顔は、またほんのり赤みを帯びる。
「た、食べ過ぎは太るので、毎日じゃなくても…」