義兄と結婚生活を始めます
31話
それからは、和真に頭を撫でられ、各々が着替えのために部屋へと戻った。
ドアを閉めた瞬間に、まだ鼓動の高鳴りを感じるあおいは、改めて和真の言葉を思い返す。
(…和真さんも…私が好きって……どうしよう…嬉しい…!)
脱いだ制服をギュウッと抱きしめると、自分も同じように抱きしめられたことを思い出した。
ハッとすれば、また顔が熱くなった。
ヴーヴー!
「ひゃい!!」
ベッドに置いていたスマホが鳴り始めると、ビクッと体が跳ねる。
表示された画面を見ると、すみれからだった。
(…うまく説明できるかなぁ…)
「も、もしもし…」
「やっと出た!!あおい!?大丈夫!?」
「お姉ちゃん、うん。大丈夫だよ。今…えっと、家、だから…」
「そう…なら良かった。まだ良識ある方の小鳥遊だったからよかったけど、あんまりほいほい付いてったらダメだよ?」
電話口の様子から、ため息まじりの注意程度に感じるあおい。
「…お姉ちゃん、怒らないの?」
「…まぁね。少し前に、そっちの小鳥遊さんからは何度も謝罪受けてたし…あおいのことも教えてくれて、そこでも謝罪されたけど"妹さんは大切にしています“なんて言われたら、ちょびっとだけいい奴だーって思っちゃうじゃん」
「え……うん…和真さん、優しいよ…」
自分の知らないところで、思ってもいない言葉をもらえたあおいは、ふわふわした気持ちで返した。
「あおいがそう言うなら、そんな相手を悪く言えないでしょ。妹の好きな人を悪く言い続けるほど、嫌な姉じゃないもーん」
「え!?いぃいや、わ、私…!」
「あおいだけだったもんね?庇ってたの。車でもチラチラ見てたし」
「そ、それは!」
「とりあえず、今、そっちの小鳥遊さんと一緒にいるなら安心ね。お父さんもたぶん、説明の電話受けてるみたいだから。またあとで連絡するね」
すみれからの連絡が途絶えると、ベッドに崩れるあおい。
茹で蛸になった赤い顔をするあおいは、自分の行動を振り返った。
(確かに和真さんが謝るのを止めてたけど…でも…えぇえ〜…そんなに見てた…?)
枕を寄せて顔を埋めると、周囲からでも丸わかりだった自分が恥ずかしくなる。
(…あれ…?祐希くんにも、バレてる…!?)
不意に、告白の返事をした際の祐希の言葉を思い出すと、さらに恥ずかしさが込み上げてきた。
ドアを閉めた瞬間に、まだ鼓動の高鳴りを感じるあおいは、改めて和真の言葉を思い返す。
(…和真さんも…私が好きって……どうしよう…嬉しい…!)
脱いだ制服をギュウッと抱きしめると、自分も同じように抱きしめられたことを思い出した。
ハッとすれば、また顔が熱くなった。
ヴーヴー!
「ひゃい!!」
ベッドに置いていたスマホが鳴り始めると、ビクッと体が跳ねる。
表示された画面を見ると、すみれからだった。
(…うまく説明できるかなぁ…)
「も、もしもし…」
「やっと出た!!あおい!?大丈夫!?」
「お姉ちゃん、うん。大丈夫だよ。今…えっと、家、だから…」
「そう…なら良かった。まだ良識ある方の小鳥遊だったからよかったけど、あんまりほいほい付いてったらダメだよ?」
電話口の様子から、ため息まじりの注意程度に感じるあおい。
「…お姉ちゃん、怒らないの?」
「…まぁね。少し前に、そっちの小鳥遊さんからは何度も謝罪受けてたし…あおいのことも教えてくれて、そこでも謝罪されたけど"妹さんは大切にしています“なんて言われたら、ちょびっとだけいい奴だーって思っちゃうじゃん」
「え……うん…和真さん、優しいよ…」
自分の知らないところで、思ってもいない言葉をもらえたあおいは、ふわふわした気持ちで返した。
「あおいがそう言うなら、そんな相手を悪く言えないでしょ。妹の好きな人を悪く言い続けるほど、嫌な姉じゃないもーん」
「え!?いぃいや、わ、私…!」
「あおいだけだったもんね?庇ってたの。車でもチラチラ見てたし」
「そ、それは!」
「とりあえず、今、そっちの小鳥遊さんと一緒にいるなら安心ね。お父さんもたぶん、説明の電話受けてるみたいだから。またあとで連絡するね」
すみれからの連絡が途絶えると、ベッドに崩れるあおい。
茹で蛸になった赤い顔をするあおいは、自分の行動を振り返った。
(確かに和真さんが謝るのを止めてたけど…でも…えぇえ〜…そんなに見てた…?)
枕を寄せて顔を埋めると、周囲からでも丸わかりだった自分が恥ずかしくなる。
(…あれ…?祐希くんにも、バレてる…!?)
不意に、告白の返事をした際の祐希の言葉を思い出すと、さらに恥ずかしさが込み上げてきた。