義兄と結婚生活を始めます
和真の言葉を理解するのに時間がかかると、遅れて顔が熱くなるあおい。
「そっ!!…うですか…」
「あ。失礼しました。僕の妻になってくれますか?あおいさん」
「…は、はい…私でよければ」
「あおいさんがいいんです」
差し出される和真の手に、自分の手を重ねると、指を絡めて握られる。
慣れない繋ぎ方に、あおいはまた顔を赤くした。
「明日もありますし、今日はもう寝ましょう、か…」
「……」
立ち上がりかけた和真だが、繋いだ手を引っ張られ、思わずあおいへ振り返った。
目線を泳がせながら、和真の手を離さないあおい。
「…も、もう少しだけ…一緒にいたい…です…っ」
「……」
「その、ゆ、夢かもしれないし、部屋に行ったら和真さんがお姉ちゃんと結婚するって言っちゃうかも、だし…」
「………」
「だから……あ…!?」
手を離されると、和真はあおいを横抱きにして、そのままあおいの部屋へ向かった。
「か、か、和真さん…!私っ、重いです!」
「落ちるのでじっとしててください」
慌てて和真の首に手を回してしまうあおいに、クスッと笑うと、片方の手で部屋のドアを開ける。
「女性の部屋に入るのは少し不躾ですみませんが、あおいさんが寝るまでいますよ。夢にされても困るので」
「え…え!?」
ベッドに降ろされると、和真は胡座をかくように床に座った。
じっと見つめてくる和真は、「ここから動かない」と言うかのように無言になる。
観念したあおいは、いそいそと布団に入った。
仰向けになって和真を見るのは、不思議な感覚だった。
ぼんやりと和真を見つめながら、口を開く。
「…私、早く大人になりたいです……って、言っちゃうのは子どもですね…ごめんなさい」
「急ぐ必要はないですよ。一緒にいてくれるなら」
「はい…」
嬉しい言葉をもらいながら、和真からポンポンと頭を撫でられると、力が抜けたようで、眠気がやってきた。
ふと、目が合うと、あおいはふふっと笑う。
「和真さん…好き…で…す……」
「…僕も好きですよ」
その答えを聞いたかはわからないが、あおいはそのまま眠ってしまった。
気持ち良さそうな、どこか安心したように眠る顔を見つめる和真。
「…あと三年、ですか……」
赤くなる顔を手で覆うと、ボソリと呟いた。
「そっ!!…うですか…」
「あ。失礼しました。僕の妻になってくれますか?あおいさん」
「…は、はい…私でよければ」
「あおいさんがいいんです」
差し出される和真の手に、自分の手を重ねると、指を絡めて握られる。
慣れない繋ぎ方に、あおいはまた顔を赤くした。
「明日もありますし、今日はもう寝ましょう、か…」
「……」
立ち上がりかけた和真だが、繋いだ手を引っ張られ、思わずあおいへ振り返った。
目線を泳がせながら、和真の手を離さないあおい。
「…も、もう少しだけ…一緒にいたい…です…っ」
「……」
「その、ゆ、夢かもしれないし、部屋に行ったら和真さんがお姉ちゃんと結婚するって言っちゃうかも、だし…」
「………」
「だから……あ…!?」
手を離されると、和真はあおいを横抱きにして、そのままあおいの部屋へ向かった。
「か、か、和真さん…!私っ、重いです!」
「落ちるのでじっとしててください」
慌てて和真の首に手を回してしまうあおいに、クスッと笑うと、片方の手で部屋のドアを開ける。
「女性の部屋に入るのは少し不躾ですみませんが、あおいさんが寝るまでいますよ。夢にされても困るので」
「え…え!?」
ベッドに降ろされると、和真は胡座をかくように床に座った。
じっと見つめてくる和真は、「ここから動かない」と言うかのように無言になる。
観念したあおいは、いそいそと布団に入った。
仰向けになって和真を見るのは、不思議な感覚だった。
ぼんやりと和真を見つめながら、口を開く。
「…私、早く大人になりたいです……って、言っちゃうのは子どもですね…ごめんなさい」
「急ぐ必要はないですよ。一緒にいてくれるなら」
「はい…」
嬉しい言葉をもらいながら、和真からポンポンと頭を撫でられると、力が抜けたようで、眠気がやってきた。
ふと、目が合うと、あおいはふふっと笑う。
「和真さん…好き…で…す……」
「…僕も好きですよ」
その答えを聞いたかはわからないが、あおいはそのまま眠ってしまった。
気持ち良さそうな、どこか安心したように眠る顔を見つめる和真。
「…あと三年、ですか……」
赤くなる顔を手で覆うと、ボソリと呟いた。