イケメン御曹司は恋に不慣れ
「キス一つでこんなにドキドキするのは初めてだよ」
「わ、私だってキスが初めてなんですから、ドキドキどころじゃありません。心臓が飛び出ちゃいそうです」
浩介さんは恥ずかしくなって下を向いた私の顎に手をかけ、上向きにすると視線を合わせてくる。
浩介さんの顔が再び近づいてくる。
唇に触れるだけのキスを繰り返した後、呼吸ができないくらいの長いキスに変わった。
きっとこのまま翻弄されてしまうのだろう。
そんな自分が嫌じゃないから困ってしまう。
止まらないキスの雨の後、浩介さんは私をたっぷり愛してくれた。
「浩介さん、好きです」
「俺も…ひまり…愛してる」
長い夜を過ごした翌朝、大好きな人の腕の中で目覚める。
目の前に見慣れないものがあって、それが何かと触ってみる。