夜華の先に
やだよ、

私だって、すーちゃんを助けに行きたい…でも、こんなところでそんなこと言ったら迷惑かな…


「わかった…」

『ん、ごめんな、俺が迎えにいけなくて、』

「大丈夫!それより、すーちゃんを!」

そして、透との電話は終わった。

私は端っこにあった花壇に腰を下ろした。


足も手もガクガクしていた。

怖かった…

自分が何かされたわけじゃないけど…

そして、数分後

黒爽の第一副幹部の朱里がバイクに乗ったやってきた。

朱里はいつも可愛くて、弟みたいな存在だけど、こうゆう時だけは全く違う姿を見せる。


「大丈夫か?怖かったよな、」

そう言って私の頭を撫でる。

うっ…

さっきまで引っ込んでた涙がまた私の目から溢れる。




「落ち着いたか?」

5分ぐらいで涙はおさまった。

そして、私は言った。

「うん…あの、すーちゃんのところ連れてって、」

透に言うよりいいよって言ってくれそうだから。

「それは、流石にダメだ。透さんにも倉庫で待っとけって言われてるからな。」

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