ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
座るやいなや、風柳さんは私の顔を品定めするかのごとくじっと見てくる。
「史悠の奥様かぁ……。あーあ、息子のパパにぴったりな人を見つけたと思ったのにな」
「パ、パパ!?」
想像を超えた単語が飛び出すものだからギョッとした。パパって!
目を見開いて固まっていると、彼女は細い足を組んで淡々と言う。
「私、二年前に離婚してシングルなの。子どもは今四歳」
「それは知ってますが……」
ロックバンドのギタリストと風柳さんが離婚したのはワイドショーで騒がれていたから知っているし、子供の扱いが上手いのも納得している。
史悠さんがお気に入りなのも当然気づいたけれど、本気で狙おうとしていたとは。
「この間の打ち合わせの時にたまたま息子も一緒にいたんだけど、あの子が史悠のことをすごく気に入ってたの。『どえすでカッコいい! パパになってほしい』って」
「四歳の子がドSとか言うんですか……」
「私自身もすっごいタイプなのよ。私Mだから、あの冷た~くかわされる感じがたまんなくって、うざいのはわかってるけどつい絡んじゃうの。あなたもわかるでしょ?」
「いや、私は……うーん」
「史悠の奥様かぁ……。あーあ、息子のパパにぴったりな人を見つけたと思ったのにな」
「パ、パパ!?」
想像を超えた単語が飛び出すものだからギョッとした。パパって!
目を見開いて固まっていると、彼女は細い足を組んで淡々と言う。
「私、二年前に離婚してシングルなの。子どもは今四歳」
「それは知ってますが……」
ロックバンドのギタリストと風柳さんが離婚したのはワイドショーで騒がれていたから知っているし、子供の扱いが上手いのも納得している。
史悠さんがお気に入りなのも当然気づいたけれど、本気で狙おうとしていたとは。
「この間の打ち合わせの時にたまたま息子も一緒にいたんだけど、あの子が史悠のことをすごく気に入ってたの。『どえすでカッコいい! パパになってほしい』って」
「四歳の子がドSとか言うんですか……」
「私自身もすっごいタイプなのよ。私Mだから、あの冷た~くかわされる感じがたまんなくって、うざいのはわかってるけどつい絡んじゃうの。あなたもわかるでしょ?」
「いや、私は……うーん」