ずるいよ、先生。

医者と看護師 玲惟side

やばい、そう思った時には彼女はもういなくて。





「あーあ、、、先生、やっちゃいましたね」





そう言って苦笑いする藤木さん。






「天瀬ちゃん、我慢得意そうですからね~。本当は内心きつかったんじゃないですか?体調もあまり本調子じゃなくて、そのなか結構気にしていること言われて、、、」






「、、、やらかした」






この話はタブーだった、、、。






もっと相手の気持ちになって考えるべきだった、、、。






「中村先生、腕は確かなんですが異性との交遊関係苦手なんでしたっけ」







「え」







「翔馬情報です」







、、、。






山口君か、、、。やっぱ水分リマインダーじゃなくてチクリ魔って呼ぼう。







「、、、明日山口君出勤してきたらカルテ10枚渡していいよ」







了解です、といって笑う藤木さん。
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