幽霊だった君にもう一度恋をした。


放課後になり体育館裏で待っていると、

先輩女子3人組がやってきた。

嫌な予感は的中したいた。
すこしでも浮かれた自分が馬鹿だった。


「告白とでも思った?」

「あはは」

「そんな訳ないじゃん!」


と、鼻で笑われた。


「てか、昨日の夜 陽也があんたとハグしてたとか言う人がいるんだけど、どゆこと?てか最近一緒に登校してて目障りなんだよ!」

「あんた、陽也のなんなの?」

「あんたのじゃないんだけど。」

「てか、迷惑してるよ?陽也も、あんたみたいな地味子と一緒にいて。」


と一方的に言われ、私はイライラを抑えられなくなった。


「黙って聞いてれば、、、陽也はあなたのでも私のでもないです。陽也自身のものです。迷惑とかあなたたちに言われる筋合いないんですけど!別に私が陽也にとってどんな存在でも、あんたたちに関係ないでしょ。」


「先輩に対してどんな口答えしてんの?」

「痛い目見ないと分かんないんだよ。」


そう奥のひとりがいいもう1人が頬を叩いてきた。

気を取られていると、リーダー格の1人の先輩が体を押してきた。


足に力が入らなくて、よろけた。
衝撃が来るのを身構え目をギュッとつぶった。

でも、思ったような衝撃は来なくて目を開けると、そこには神宮寺くんがいた。

「何してんの、、次結菜に手出したら、容赦しないから。」

とどこから出てるのか分からないくらい、低くて圧のある声だった。


「い、行くよ。」

と言い3人は怯えながら去っていった。

はぁ疲れた。

「だ、大丈夫?、、」

と心配そうな目でこっちを見てる。


「俺のせいでごめん。」


と、怒られた大型犬のようにしゅんとしていて、それが可愛すぎて、疲れたとか頬っぺ痛いとかもうどうでも良くなった。


「全然大丈夫だよ!」


まぁ、こうなることは何となく予想してたし、むしろ結構遅かったな、、ちょっと油断してたな。


「うん、、。」


「大丈夫だから!帰ろ?」


「帰る、、」


か、かわいい!
その眼差しにキュンとしてしまった。

< 46 / 92 >

この作品をシェア

pagetop