妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
翌日、百瀬くんと一緒に役所へ行き、二人で婚姻届を提出して無事に受理され、私たちは晴れて夫婦に。
諸々の手続きは明日以降行う事にして、夜の話し合いまでは一旦家に帰る事にした。
「何だか、不思議な感じ」
「そうだね、一緒に住んでるから何も変わってない感じがするけど、俺たち、夫婦になったんだよ」
「うん」
部屋に着いてソファーに座り、婚姻届を提出して夫婦になった事についての感想を話していた私たち。
改めて言葉にすると何だか少し照れ臭いけれど、私は百瀬くんの妻になった訳で、『彼女』だった時とは違い色々な事が変わりはするけれど、これから先もずっと彼の隣に居られるんだと思ったら嬉しくて堪らない。
「亜夢と出逢ったあの日の俺が知ったら、驚くだろうなぁ」
「そうだよね。まだ学生だったんだし、ただ、話しただけだったんだもんね」
私たちの出逢いはあのナンパされた日ではなくて、学生時代。
私はあまり覚えていなかったけれど、百瀬くんはずっと覚えててくれた。
あの時彼に声を掛けていなかったら、私の未来はこんなに幸せなものにはなっていなかったんだろう。
百瀬くんには本当に感謝しかない。
私の事を忘れないでいてくれて、私の為に色々してくれて、私はそんな彼に何を返せるんだろう。
「どうしたの?」
「あのね、思えば私、百瀬くんにしてもらうばかりで、何も返せてないような気がするんだけど、私に返せる事って何があるかなって思って……」
隣に座る彼の肩にもたれて思った事を口にすると、百瀬くんは私の肩を抱きながらこう答えてくれた。
「何言ってんの? 俺としては、傍に居てくれるだけで充分なんだけど?」と。
「それだけでいいの?」
「それだけって、亜夢、一番大切に想う人と一緒に居られるのって、凄く大切な事じゃん。それに俺は、過去のクソみたいな俺も受け入れてくれて、辛い思いをさせたのに全て許して傍に居てくれる亜夢には感謝しか無いよ」
「そんな事……」
「俺にとって、亜夢が傍に居てくれる事が一番なんだ。そんな亜夢が俺の奥さんになった。それが最高に幸せなんだから」
「百瀬くん……」
ギュッと抱き締められ、『最高に幸せ』だなんて言われたら、何だか涙が出て来ちゃう。
「あー、今すぐ抱きたい」
「!」
「……けど、今日はこの後話し合いがあるし、慌ただしいのは嫌だからなぁ……今は我慢か」
「……何か、ごめんね?」
「仕方ない。けど、今夜は覚悟してね?」
「え……?」
「だって今日は記念日じゃん? だから、いつも以上に亜夢の事、愛さないとなぁって」
「そ、そんな……い、いつも通りで大丈夫……です」
「えー? 遠慮しなくていいのに」
「遠慮じゃないよ。いつも充分過ぎるくらい……その……愛されてるから……」
「……もう、だからさ、今は我慢しようとしてるのにそういう可愛い事は言わないでよ。我慢出来なくなる――」
「――ッん……」
そして、唇を塞がれてキスをされた。
彼の言う通り、今日は大切な大切な記念日になった。
こんな日に重い話し合いが待っているのはちょっと気落ちしちゃうけど、人生で一番幸せな今、有紗にこの幸せを見せつけて、もう二度と邪魔をしないように言ってやりたい。
この幸せな気持ちがあれば、百瀬くんが隣に居てくれればそれが出来る、話し合いは上手くいく、そんな気がした。
諸々の手続きは明日以降行う事にして、夜の話し合いまでは一旦家に帰る事にした。
「何だか、不思議な感じ」
「そうだね、一緒に住んでるから何も変わってない感じがするけど、俺たち、夫婦になったんだよ」
「うん」
部屋に着いてソファーに座り、婚姻届を提出して夫婦になった事についての感想を話していた私たち。
改めて言葉にすると何だか少し照れ臭いけれど、私は百瀬くんの妻になった訳で、『彼女』だった時とは違い色々な事が変わりはするけれど、これから先もずっと彼の隣に居られるんだと思ったら嬉しくて堪らない。
「亜夢と出逢ったあの日の俺が知ったら、驚くだろうなぁ」
「そうだよね。まだ学生だったんだし、ただ、話しただけだったんだもんね」
私たちの出逢いはあのナンパされた日ではなくて、学生時代。
私はあまり覚えていなかったけれど、百瀬くんはずっと覚えててくれた。
あの時彼に声を掛けていなかったら、私の未来はこんなに幸せなものにはなっていなかったんだろう。
百瀬くんには本当に感謝しかない。
私の事を忘れないでいてくれて、私の為に色々してくれて、私はそんな彼に何を返せるんだろう。
「どうしたの?」
「あのね、思えば私、百瀬くんにしてもらうばかりで、何も返せてないような気がするんだけど、私に返せる事って何があるかなって思って……」
隣に座る彼の肩にもたれて思った事を口にすると、百瀬くんは私の肩を抱きながらこう答えてくれた。
「何言ってんの? 俺としては、傍に居てくれるだけで充分なんだけど?」と。
「それだけでいいの?」
「それだけって、亜夢、一番大切に想う人と一緒に居られるのって、凄く大切な事じゃん。それに俺は、過去のクソみたいな俺も受け入れてくれて、辛い思いをさせたのに全て許して傍に居てくれる亜夢には感謝しか無いよ」
「そんな事……」
「俺にとって、亜夢が傍に居てくれる事が一番なんだ。そんな亜夢が俺の奥さんになった。それが最高に幸せなんだから」
「百瀬くん……」
ギュッと抱き締められ、『最高に幸せ』だなんて言われたら、何だか涙が出て来ちゃう。
「あー、今すぐ抱きたい」
「!」
「……けど、今日はこの後話し合いがあるし、慌ただしいのは嫌だからなぁ……今は我慢か」
「……何か、ごめんね?」
「仕方ない。けど、今夜は覚悟してね?」
「え……?」
「だって今日は記念日じゃん? だから、いつも以上に亜夢の事、愛さないとなぁって」
「そ、そんな……い、いつも通りで大丈夫……です」
「えー? 遠慮しなくていいのに」
「遠慮じゃないよ。いつも充分過ぎるくらい……その……愛されてるから……」
「……もう、だからさ、今は我慢しようとしてるのにそういう可愛い事は言わないでよ。我慢出来なくなる――」
「――ッん……」
そして、唇を塞がれてキスをされた。
彼の言う通り、今日は大切な大切な記念日になった。
こんな日に重い話し合いが待っているのはちょっと気落ちしちゃうけど、人生で一番幸せな今、有紗にこの幸せを見せつけて、もう二度と邪魔をしないように言ってやりたい。
この幸せな気持ちがあれば、百瀬くんが隣に居てくれればそれが出来る、話し合いは上手くいく、そんな気がした。