妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「――ッあ! それ、やっ!」

 胸を弄りながらうなじ辺りに顔を近付けてきた百瀬くんは、そこへ舌を這わせてくる。

「ん? ここ、気持ちいいの? うなじってさぁ、なんかこう、そそられるんだよねぇ。あ、でもそれは亜夢のだからだよ? 他の女のとか、一切興味無いから――」
「ッふ、……んっ、」
「亜夢は本当、感じやすいよね? キスしたり、ちょっと舌で刺激しただけなのに、そんな蕩けた表情しちゃってさぁ。でも、そういうとこも、可愛い」

 そう言って今度は耳朶に舌を這わせ、

「――あッ!!」

 そこを甘噛みをされた事で、身体が大きく反応してしまう。

「ほら、また声が大きくなってる。今のは完璧に聞こえちゃったんじゃない?」
「……っ、それなら、もう……、やめて……」
「止めていいの? そんな表情《かお》してさぁ、その先を期待してるんじゃないの?」
「そ、んなこと……な――ッ」

 私が首を後ろへ傾けて止めて欲しいとお願いすると、顎を掬い上げた百瀬くんはそのまま唇を重ねてきた。

「……っ、は、ぁっ、」

 そして、何度か重ねられて唇を離されると、

「どうしたい? 本当に、もう止めようか?」

 からかうような口振りでどうするかを問い掛けてきた。

 百瀬くんは、意地悪過ぎる。

 こんな状態で止められても困るって分かってるくせに。

 だけど、問い掛けてきた以上答えない限りその先をしてくる事は無いと分かっているから、

「……止めちゃ、やだ……。でもお願い……続きはベッドで……して?」

 前を向いて百瀬くんの首に手を回した私はギュッと抱きついてお願いした。

 そんな私の言動に彼は、「こんなに可愛くお願いされちゃ、応えない訳にはいかないよね。いいよ、続きはベッドでしてあげる」と言いながら私の身体をふわりと持ち上げ、ベッドへ向かうと優しく身体を下ろしてくれた。

 ベッドの上に座らされ、乱れたままの服装を一旦整えかけた、その時、

「ベッドでしたいっていう亜夢の願いを聞いてあげたんだから、後はもう俺の好きなようにするけど、いいよね?」

 再び背後から包み込むように抱き締められた私は百瀬くんのその言葉に、小さく首を縦に振って頷いていた。
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