偽装結婚から始まる完璧御曹司の甘すぎる純愛――どうしようもないほど愛してる
むしろ少し離れてもいいのではと思ってしまうくらい、響一は花穂にべったりだ。
許可なくキスをして欲しいと言ったのが悪かったのか、スキンシップが激増した。
初めて抱きあって以来、それまでが嘘のように夫婦生活が増えて、というかほぼ毎日で愛されているのを疑う暇はまったくない。
「まあ、花穂が幸せならいいんだけどね」
「うん、すごく幸せ。輝さんからの嫌がらせも驚くくらいぴたりと止んだし」
「ああ、取引先が離れてなんたらって話は被害妄想だったんでしょ?」
「そうみたい」
響一が調査したところによると、ただライバル企業に鞍替えされただけで、たまたま花穂と揉めた後に起きたことだから輝が勝手に思い込んだようだ。
「響一さんが誤解を解いたみたいだからもう大丈夫」
「ふーん、誤解を解いたねえ。どんな手を使ったんだろうね」
「私は詳しくないんだけど。気になるなら聞いてみるよ」
伊那は苦笑いをして、首を横にふる。
「それよりも花穂の決心は変らないの? これからもここで働くって」
「変わらない。伊那がよかったらこれからもよろしくお願いします」
許可なくキスをして欲しいと言ったのが悪かったのか、スキンシップが激増した。
初めて抱きあって以来、それまでが嘘のように夫婦生活が増えて、というかほぼ毎日で愛されているのを疑う暇はまったくない。
「まあ、花穂が幸せならいいんだけどね」
「うん、すごく幸せ。輝さんからの嫌がらせも驚くくらいぴたりと止んだし」
「ああ、取引先が離れてなんたらって話は被害妄想だったんでしょ?」
「そうみたい」
響一が調査したところによると、ただライバル企業に鞍替えされただけで、たまたま花穂と揉めた後に起きたことだから輝が勝手に思い込んだようだ。
「響一さんが誤解を解いたみたいだからもう大丈夫」
「ふーん、誤解を解いたねえ。どんな手を使ったんだろうね」
「私は詳しくないんだけど。気になるなら聞いてみるよ」
伊那は苦笑いをして、首を横にふる。
「それよりも花穂の決心は変らないの? これからもここで働くって」
「変わらない。伊那がよかったらこれからもよろしくお願いします」