氷の華とチョコレート
「うん、大学時代アルバイトで知り合った友人のやっているカフェなんだ」
へぇ、真間さんのと友達が、やっているんだ? って、あれ?
「……」
私は、ロールペーパーに書かれたメモの内容を思い出した。友人のお店なら、別に行きずらくはないのでは?
「……」
さ、誘ってくれたと思っていいのかしら?
なんて、都合よく解釈してしまいたいけど……。これは、話の流れって奴だろう。
「学生時代のアルバイトって何をしていたんですか?」
「実はカフェのウエイターなんだ」
カフェ?
「となりの駅前にある『カフェ・ローズ』って所でやってたんだ、他より時給がよくてさ……」
「キレイな名前ですね」
「あぁ、確かに、名前の通り日替わりで同じ種類の薔薇をテーブルに飾るので有名だったかな?」
「わぁ、素敵ですね」
「まぁ、その時のアルバイトの先輩だった人なんだよ」