夫婦ごっこ
「……うん、奈央さんの心の準備ができたらね」
「準備なんていらない。今がいい」
「っ。奈央さん、焦らなくていいんだよ? もう気持ちは通じ合ったんだから焦る必要はない。これから時間はたくさんあるから」
「だって、もう止まらないんだもん。義昭さんを好きな気持ち止まらない。義昭さんの全部が欲しい」
「奈央さん……そんなふうに言われたら僕も待てなくなる」
「いい。待たなくていい」
「どうして奈央さんはこういうときに攻めてくるかな……本当にもう理性保てなくなるよ?」
「私ももう保てない」
「はあ、本当にもう……奈央さんには敵わない。これ以上は奈央さんに恥をかかせてしまうね……今からしようか」
義昭の瞳を見つめれば、彼の瞳にも熱が灯っているとわかった。互いに互いを欲している。自分と同じ欲を義昭も持っているのだと思うとどうしようもないほどの強い喜びを感じた。彼が欲しくてたまらない。自分がこんなに強い欲を持っているだなんてまったく知らなかった。きっとこれまでは全部自分の内に閉じ込めるしかなかったから、自分でも気づけなかったのだろう。でも、義昭が全部全部解放してくれたから、奈央は今真っ直ぐに求めることができる。
「準備なんていらない。今がいい」
「っ。奈央さん、焦らなくていいんだよ? もう気持ちは通じ合ったんだから焦る必要はない。これから時間はたくさんあるから」
「だって、もう止まらないんだもん。義昭さんを好きな気持ち止まらない。義昭さんの全部が欲しい」
「奈央さん……そんなふうに言われたら僕も待てなくなる」
「いい。待たなくていい」
「どうして奈央さんはこういうときに攻めてくるかな……本当にもう理性保てなくなるよ?」
「私ももう保てない」
「はあ、本当にもう……奈央さんには敵わない。これ以上は奈央さんに恥をかかせてしまうね……今からしようか」
義昭の瞳を見つめれば、彼の瞳にも熱が灯っているとわかった。互いに互いを欲している。自分と同じ欲を義昭も持っているのだと思うとどうしようもないほどの強い喜びを感じた。彼が欲しくてたまらない。自分がこんなに強い欲を持っているだなんてまったく知らなかった。きっとこれまでは全部自分の内に閉じ込めるしかなかったから、自分でも気づけなかったのだろう。でも、義昭が全部全部解放してくれたから、奈央は今真っ直ぐに求めることができる。