夫婦ごっこ
夕飯を食べたり、風呂に入ったりとしていれば、大分冷静になってきて、寝室に入る頃にはあんなお願いをして本当によかったのだろうかとぐるぐると考えだしてしまった奈央だが、義昭は優しい笑みを浮かべて奈央を義昭のベッドまで導いてくれた。そして、宣言通りに奈央を抱きしめてくれた。
結婚式の夜に一度一緒に眠ったことがあるとはいえ、こんなふうに密着して横になるのは初めてだからさすがに緊張してしまう。こんな状態では簡単には眠れないかもしれないと思っていた奈央だが、泣き疲れていたからか、あるいは、義昭の体温がとても心地よかったからか、奈央は思いのほかすぐに眠りに落ちた。
結婚式の夜に一度一緒に眠ったことがあるとはいえ、こんなふうに密着して横になるのは初めてだからさすがに緊張してしまう。こんな状態では簡単には眠れないかもしれないと思っていた奈央だが、泣き疲れていたからか、あるいは、義昭の体温がとても心地よかったからか、奈央は思いのほかすぐに眠りに落ちた。