君に抱いた恋心を記憶の中にそっとしまって。

ドキドキしながら、勉強道具を広げる。


本当に遥陽さんの家に来てしまった。


これからどうなるんだろう。


シャーペンを強く握りしめながら、私は遥陽さんが来るのをひたすら待っていた。
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