エリート外交官はワケあり妻を執愛で満たし尽くす
 くすくす笑いながらメッセージを確認すると、今度こそ北斗を招いてパーティーをしないかというものだった。

「先生がまたホームパーティーを開いてくれるみたい。あなたも行く?」

「君を抱き締めた男の顔を確認しに行くか」

「変な言い方をしないで。……じゃあ、一緒に行くって連絡するね」

 百合先生に返事をしてから、また北斗に寄り掛かる。

「本当は前も誘いたかったんだけど、断られるかもしれないからやめたの」

「君に誘われたら断れない。いつもそうだ」

 なんだか妙に艶めかしい言い方をされたのは、きっと気のせいだと思っておく。

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