エリート外交官はワケあり妻を執愛で満たし尽くす
「俺が認めるまで今夜は寝かせないからな」

 どうやら私の反論を聞く気はないようだ。

 だったらここでぐだぐだ無駄な時間を使うより、早く彼の要求に応えたほうがいい。

 時間が長引けば長引くほど、私が焦らされる時間も長くなってしまう。

 再び顔を近づけ、今度こそ唇を重ねる。

 どんなキスを求められているかわかっていたから、それだけでは終わらせず、舌を絡めようとした。

 意地悪をするつもりはないようで、私の求めに応じて北斗の唇が開く。

 そっと差し出された舌におずおずと自分のそれを絡めると、一気にお腹の奥の疼きが強くなった。

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