スーパー戦隊ヒーローズ1 剛球戦隊ケッセンジャー 見よ! 我らが青春の炎を!
「手こずらせやがったな。 ブルーグローブだ!」 「こっちもやってやるぜ! ホワイトシュート!」
「舐めるんじゃねえぞ。 ケッセンジャーめ。」 「それは俺たちのセリフだ! ブラックボール!」
「えーーーい、片付けてやろう。」 「お前をな! シルバーパンチ!」
胸を撃ち抜かれた怪人は爆発した。 「ロボットだぜ!」
「出でよ! 装着合体 ダイエース!」
カメレオンロボは長い舌を鞭のように振りながら暴れている。 「気を付けろ。 あの鞭に囚われたらバラバラにされちまうぞ。」
「じゃあ、まずはこいつだ。 ホワイトフェンサー!」 しかしカメレオンは軽々とフェンサーを跳ねのけてくる。
「じゃあこれではどうだ? ブラックライフルだ!」 「あんにゃろう、うまく避けやがるなあ。」
「最後の手だ。 ピンク 頼んだぞ。」 「了解。 竜巻前進!」
ダイエースが腕を広げて飛び上がる。 「電磁ネット!」
ロボをネットで絡め捕る。 「ケッセンジャー 必殺電磁剣!」
剣に真っ二つにされたカメレオンロボは爆発した。
「ファーストよ。 ケッセンジャーにどれだけ負ければいいのだ?」 「申し訳ありません。 次こそは必ず、、、。」
「お前に次などは無い。 この場で責任を取ってもらおう。」 「キング様 お許しを!」
寛貴はグラウンドを眺めている。 「今年こそは地区大会で勝たなきゃな。」
「出来るのか?」 「やるだけのことはやるさ。」
「いっつもそうよねえ。」 「洋美、それは無いよ。」
ニールはそんな寛貴たちを見ながら明日の故郷を思うのであった。
「キャーーーーー!」 下校途中の洋美はけたたましい悲鳴を聞いた。
「そうなのよ。 悲鳴が聞こえたから来てみたらこうなってたの。」 道の真ん中には白骨だけになったスーツが横たわっている。
「こいつはひでえや。 血の一滴も残さないなんて、、、。」 「間違いなくベーサーだ。 まだその辺に居るかもな。」
「じゃあ、ここからぼくとニールは右回りに、三人は左回りに探ってくれ。」 「分かった。」
「スパイダーよ。 ケッセンジャーが動き始めたようだな。」 「そのようでございます。」
「ならば日が暮れるまで待つがいい。」 「畏まりました。」
「それにしてもさあ、やつは何処に行ったんだい?」 「必ず現れるさ。 一回ポッキリってわけにはいかないだろうよ。」
「そりゃそうだろうけどこれじゃあ、、、。」 「みんな、エースキャッチャーに乗れ。」
「了解。」 そして5人は基地からエースキャッチャーで飛び立った。
それから数時間、高高度飛行を続けながら怪人が現れるのを待っているのだが、、、。 「一向に現れないなあ。」
「そうイライラするなって。 出ないって決まったわけじゃないんだから。」 「そうはいうけどこれじゃああんまりだぜ。」
「お前は短期だからなあ。」 「性分だ。 仕方ねえだろう。」
寛貴はベーサーレーダーに目をやった。 もう時計は午後9時である。
「これは何だ?」 キールが点滅を指差した。 「分かった。 無音モードに切り替える。」
「怪人様のお出ましのようだぜ。」 「私が行ってくる。」
ピンクはレフトオートに飛び乗るとエアバイクで下りていった。
ここは代々木の交差点。 電柱の陰に不気味な影が潜んでいる。
「ピンクサンダー!」 「ちきしょうめ。 見破りやがったか。」
「ニール、怪人に電波発信機を付けたわ。 追い掛けて。」 「任せときな。」
「ほう、ケッセンジャーに気付かれたか。」 「しかしながらキング様、偽の電波発信機を作動させました故、彼らを巻きましたことは間違いありません。」
「ならば今のうちに次の作戦を実行するのだ。」 「畏まってございます。」
「おいおい、そろそろ海じゃねえのか?」 「しかしこの辺りに信号が出てるんだ。 行ってみるよ。」
「相手は蜘蛛なんだろう? 海になんか来るのか?」 「分からない。 とにかく追い掛けるしかないよ。」
ところがである。 翌朝の新聞を見て寛貴は愕然とした。 代々木の交差点に若い男女の白骨が並んでいたからである。
「やられたか。」 「あれはいったい何だったんだ?」
「データを詳しく分析してみた。 ピンクの電波発信機によく似た偽物だった。」 「じゃあ偽物に釣られたわけか?」
「そうか。 じゃあその発信源をブラックとピンクは突き止めてくれ。 俺たちは代々木周辺を探そう。」
「見事に騙されたわね。」 「あれはちょいとやり過ぎだと思うけどなあ。」
「でも本当に探せるの?」 「任せといてよ。 そのために訓練してきたんだから。」
エースキャッチャーが夕べのコースを飛んでいる頃、3人は代々木周辺を歩いていた。 「居ねえなあ。」
「必ず出てくるよ。 まだこの辺に居るはずだ。」 その時、、、。
「助けてくれーーーーー!」 「あっちのほうだぜ!」
「あいつだ! ナックルグローブ!」 グローブを顔面に受けた蜘蛛は消えるように逃げていった。
「大丈夫ですか?」 「びっくりした。 バスを待っていたらいきなりやられたんだ。」
サラリーマンを見送ってからまた三人は歩き始めた。
「ニール、、、この点は何?」 「これは、、、。 分かったぞ。 あのトラックだ。」
海蛍の駐車場に一風変わったトラックが止まっている。 エースキャッチャーに気付いたのか、そのトラックが慌てて走り始めた。
「逃がすかってんだ! エースミサイルだ!」 そしてトラックを爆破したエースキャッチャーは戻ってきた。
「また消えやがったな。 何処なんだよ?」 「ホワイト、君の背中にくっ付いてるぞ。」
「何だって?」 「こいつで焙りだしてやるよ。」
シルバーがショットガンを打つと怪人が転がり落ちた。 「貴様たち、よくも見破ったな! ただじゃおかんぞ!」
「それはこっちのセリフだ! 蜘蛛怪人目!」 「やれ!」
「ブルーグローブ!」 「ホワイトシュート!」
「ピンクサンダー 乱打ち!」 「ブラックボール!」
「小癪な連中だわ。 これを食らえ!」 「ブルー! 気を付けろ! その糸には爆薬が仕込まれてるぞ!」
「手も足も出せまい。 一人ずつ始末してやろう。」 「そうはさせるか! ブラックボール!」
ブラックの投げたボールが口に挟まった怪人は動けなくなっている。 「最後の仕上げだ! シルバーパンチ!」
「ギョエーーーー!」 蜘蛛怪人が爆発すると、、、。
「見ろ! ロボットだ!」 「出でよ 装着合体 ダイエース!」
スパイダーロボは糸を吐きながら暴れている。 「気を付けろよ。 あの糸に触れたらエネルギーを吸い取られちまうぜ。」
「じゃあ、こいつでご挨拶だ。 ブラックライフル‼」 しかしロボはひょうひょうと逃げ回る。
「じゃあ、あの足を切ってやるか ホワイトフェンサーだ!」 それでもロボは怯まない。
「同時攻撃だ!」 銃弾が足に命中した。
「よし。 ドライブタイフーンだ。」 「オッケー。 竜巻前進!」
「電磁ネット ゴー!」 ロボはやっと電磁プラズマの網に絡まった。
「行くぜ! ケッセンジャー必殺武器 電磁剣‼」 ロボは爆発して飛び散った。
「しかしまあカメレオンにマジシャンに蜘蛛か? 趣味悪いよなあ。」 「しょうがないよ。 それがベーサーなんだから。」
「それでももうちっといいやつを出してくれねえかなあ?」 「何でだよ?」
「気持ち悪いし大変だし疲れるし、、、。」 「そんなのベーサーキングに言ってくれよ。」
寛貴たちが談笑しているのを聞きながら洋美は歩道に立った。 最初の被害者を見付けたあの場所。
「敵は取ったわよ。 安心してね。」 花を手向けながら洋美は次の戦いに思いを馳せるのだった。
「舐めるんじゃねえぞ。 ケッセンジャーめ。」 「それは俺たちのセリフだ! ブラックボール!」
「えーーーい、片付けてやろう。」 「お前をな! シルバーパンチ!」
胸を撃ち抜かれた怪人は爆発した。 「ロボットだぜ!」
「出でよ! 装着合体 ダイエース!」
カメレオンロボは長い舌を鞭のように振りながら暴れている。 「気を付けろ。 あの鞭に囚われたらバラバラにされちまうぞ。」
「じゃあ、まずはこいつだ。 ホワイトフェンサー!」 しかしカメレオンは軽々とフェンサーを跳ねのけてくる。
「じゃあこれではどうだ? ブラックライフルだ!」 「あんにゃろう、うまく避けやがるなあ。」
「最後の手だ。 ピンク 頼んだぞ。」 「了解。 竜巻前進!」
ダイエースが腕を広げて飛び上がる。 「電磁ネット!」
ロボをネットで絡め捕る。 「ケッセンジャー 必殺電磁剣!」
剣に真っ二つにされたカメレオンロボは爆発した。
「ファーストよ。 ケッセンジャーにどれだけ負ければいいのだ?」 「申し訳ありません。 次こそは必ず、、、。」
「お前に次などは無い。 この場で責任を取ってもらおう。」 「キング様 お許しを!」
寛貴はグラウンドを眺めている。 「今年こそは地区大会で勝たなきゃな。」
「出来るのか?」 「やるだけのことはやるさ。」
「いっつもそうよねえ。」 「洋美、それは無いよ。」
ニールはそんな寛貴たちを見ながら明日の故郷を思うのであった。
「キャーーーーー!」 下校途中の洋美はけたたましい悲鳴を聞いた。
「そうなのよ。 悲鳴が聞こえたから来てみたらこうなってたの。」 道の真ん中には白骨だけになったスーツが横たわっている。
「こいつはひでえや。 血の一滴も残さないなんて、、、。」 「間違いなくベーサーだ。 まだその辺に居るかもな。」
「じゃあ、ここからぼくとニールは右回りに、三人は左回りに探ってくれ。」 「分かった。」
「スパイダーよ。 ケッセンジャーが動き始めたようだな。」 「そのようでございます。」
「ならば日が暮れるまで待つがいい。」 「畏まりました。」
「それにしてもさあ、やつは何処に行ったんだい?」 「必ず現れるさ。 一回ポッキリってわけにはいかないだろうよ。」
「そりゃそうだろうけどこれじゃあ、、、。」 「みんな、エースキャッチャーに乗れ。」
「了解。」 そして5人は基地からエースキャッチャーで飛び立った。
それから数時間、高高度飛行を続けながら怪人が現れるのを待っているのだが、、、。 「一向に現れないなあ。」
「そうイライラするなって。 出ないって決まったわけじゃないんだから。」 「そうはいうけどこれじゃああんまりだぜ。」
「お前は短期だからなあ。」 「性分だ。 仕方ねえだろう。」
寛貴はベーサーレーダーに目をやった。 もう時計は午後9時である。
「これは何だ?」 キールが点滅を指差した。 「分かった。 無音モードに切り替える。」
「怪人様のお出ましのようだぜ。」 「私が行ってくる。」
ピンクはレフトオートに飛び乗るとエアバイクで下りていった。
ここは代々木の交差点。 電柱の陰に不気味な影が潜んでいる。
「ピンクサンダー!」 「ちきしょうめ。 見破りやがったか。」
「ニール、怪人に電波発信機を付けたわ。 追い掛けて。」 「任せときな。」
「ほう、ケッセンジャーに気付かれたか。」 「しかしながらキング様、偽の電波発信機を作動させました故、彼らを巻きましたことは間違いありません。」
「ならば今のうちに次の作戦を実行するのだ。」 「畏まってございます。」
「おいおい、そろそろ海じゃねえのか?」 「しかしこの辺りに信号が出てるんだ。 行ってみるよ。」
「相手は蜘蛛なんだろう? 海になんか来るのか?」 「分からない。 とにかく追い掛けるしかないよ。」
ところがである。 翌朝の新聞を見て寛貴は愕然とした。 代々木の交差点に若い男女の白骨が並んでいたからである。
「やられたか。」 「あれはいったい何だったんだ?」
「データを詳しく分析してみた。 ピンクの電波発信機によく似た偽物だった。」 「じゃあ偽物に釣られたわけか?」
「そうか。 じゃあその発信源をブラックとピンクは突き止めてくれ。 俺たちは代々木周辺を探そう。」
「見事に騙されたわね。」 「あれはちょいとやり過ぎだと思うけどなあ。」
「でも本当に探せるの?」 「任せといてよ。 そのために訓練してきたんだから。」
エースキャッチャーが夕べのコースを飛んでいる頃、3人は代々木周辺を歩いていた。 「居ねえなあ。」
「必ず出てくるよ。 まだこの辺に居るはずだ。」 その時、、、。
「助けてくれーーーーー!」 「あっちのほうだぜ!」
「あいつだ! ナックルグローブ!」 グローブを顔面に受けた蜘蛛は消えるように逃げていった。
「大丈夫ですか?」 「びっくりした。 バスを待っていたらいきなりやられたんだ。」
サラリーマンを見送ってからまた三人は歩き始めた。
「ニール、、、この点は何?」 「これは、、、。 分かったぞ。 あのトラックだ。」
海蛍の駐車場に一風変わったトラックが止まっている。 エースキャッチャーに気付いたのか、そのトラックが慌てて走り始めた。
「逃がすかってんだ! エースミサイルだ!」 そしてトラックを爆破したエースキャッチャーは戻ってきた。
「また消えやがったな。 何処なんだよ?」 「ホワイト、君の背中にくっ付いてるぞ。」
「何だって?」 「こいつで焙りだしてやるよ。」
シルバーがショットガンを打つと怪人が転がり落ちた。 「貴様たち、よくも見破ったな! ただじゃおかんぞ!」
「それはこっちのセリフだ! 蜘蛛怪人目!」 「やれ!」
「ブルーグローブ!」 「ホワイトシュート!」
「ピンクサンダー 乱打ち!」 「ブラックボール!」
「小癪な連中だわ。 これを食らえ!」 「ブルー! 気を付けろ! その糸には爆薬が仕込まれてるぞ!」
「手も足も出せまい。 一人ずつ始末してやろう。」 「そうはさせるか! ブラックボール!」
ブラックの投げたボールが口に挟まった怪人は動けなくなっている。 「最後の仕上げだ! シルバーパンチ!」
「ギョエーーーー!」 蜘蛛怪人が爆発すると、、、。
「見ろ! ロボットだ!」 「出でよ 装着合体 ダイエース!」
スパイダーロボは糸を吐きながら暴れている。 「気を付けろよ。 あの糸に触れたらエネルギーを吸い取られちまうぜ。」
「じゃあ、こいつでご挨拶だ。 ブラックライフル‼」 しかしロボはひょうひょうと逃げ回る。
「じゃあ、あの足を切ってやるか ホワイトフェンサーだ!」 それでもロボは怯まない。
「同時攻撃だ!」 銃弾が足に命中した。
「よし。 ドライブタイフーンだ。」 「オッケー。 竜巻前進!」
「電磁ネット ゴー!」 ロボはやっと電磁プラズマの網に絡まった。
「行くぜ! ケッセンジャー必殺武器 電磁剣‼」 ロボは爆発して飛び散った。
「しかしまあカメレオンにマジシャンに蜘蛛か? 趣味悪いよなあ。」 「しょうがないよ。 それがベーサーなんだから。」
「それでももうちっといいやつを出してくれねえかなあ?」 「何でだよ?」
「気持ち悪いし大変だし疲れるし、、、。」 「そんなのベーサーキングに言ってくれよ。」
寛貴たちが談笑しているのを聞きながら洋美は歩道に立った。 最初の被害者を見付けたあの場所。
「敵は取ったわよ。 安心してね。」 花を手向けながら洋美は次の戦いに思いを馳せるのだった。